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猫と暮らしていると、家の中を移動しただけなのに、後ろから猫がついてくることがあります。
我が家には五猫がいますが、振り返ってみると、クロ、チビ、さんた、たかんぼ、みゃあ、五猫とも人間についてくるような行動をしてきました。
ただ、長年一緒に暮らしていて感じるのは、
「猫が飼い主についてくる理由は、一つではない」
ということです。
私や妻の姿を確認したくて移動してくる猫。
とにかく人間のそばにいたい猫。
人間についてくるというより、逆に自分の行ってほしい場所へ誘導しようとする猫。
先回りして待つ猫。
そして、トイレの中まで一緒に入ってくる猫。
今回は、五猫それぞれの「人間についてくる行動」を振り返ってみます。
クロ|私と妻の姿が見えなくなると確認しに来る
長ニャン坊クロは、私と妻の姿が見えなくなると、どちらかの姿を確認できる部屋へ移動してくることがあります。
ただ後ろをついて歩くというより、
「二人はどこにいるの?」
と確認しに来ているように、私には見えます。
クロのこうした行動を見ると、幼猫だった頃のことを思い出します。
当時は今ほど広い家に住んでおらず、私と妻はシングルベッドで一緒に寝ていました。
そのときのクロのお決まりの寝場所が、
私と妻の間。
二人の間に入ってネンネするのが、幼い頃からのクロの定位置でした。
現在でも、私と妻が一緒に座っていると、その間へクロが入ってくることがあります。
もちろん、本当に幼猫時代の記憶が理由なのかは分かりません。
それでも長年クロと暮らしている私には、
「やっぱり二人の間が落ち着くのかな」
と思えてしまいます。
チビ|寝たい時以外は、とにかく人間のそば
次ニャン坊チビは、とにかく人間が大好きな猫でした。
自分が一猫でネンネしたいとき以外は、基本的に私か妻のどちらかのそばにいる。
そんな猫でした。
私が移動すれば近くへ。
妻がいれば妻のそばへ。
「何か欲しい」というよりも、
人間がいるところに自分もいたい。
チビの場合は、そんな印象が強く残っています。
クロとは本当の兄弟のようにいつも一緒に過ごしていましたが、人間との距離もとても近い猫でした。
さんた|21時を過ぎるとキッチンへ誘おうとする
三ニャン坊さんたは、少し違います。
夜21時を過ぎた頃。
そろそろ人間が寝始めるかもしれない時間帯になると、さんたの行動が変わることがあります。
私や妻がリビングから出ようとすると、さんたがついてくる。
ただし、さんたの場合は単純についてきたいわけではなさそうです。
キッチンの方へ人間を誘おうとしているように見えるのです。
人間についてくるというより、
「こっち、こっち」
と人間を動かそうとしている感じでしょうか。
同じ「人の移動に合わせて猫も移動する」という行動でも、クロやチビとはかなり違います。
たかんぼ|ついてくるより先回りする
四ニャン坊たかんぼは、さらに分かりやすいです。
私達がキッチンへ近づこうとすると、たかんぼはキャットステップへ先回りします。
そして、そこで待っています。
目的は大体分かっています。
「撫でろ」
あるいは、
「ご飯をくれ」
です。
たかんぼの場合は、人間の後ろをずっと追いかけるというより、こちらの行動を見て先に目的地へ行ってしまいます。
そして、こちらが来るのを待ってアピール。
長年一緒に暮らしていると、猫がこちらの行動をかなり細かく見ているのではないか、と感じる場面です。
みゃあ|朝はトイレの中まで必ずついてくる
そして五ニャン娘みゃあ。
みゃあの場合、特に分かりやすい日課があります。
朝、私がトイレへ入ると、ほぼ必ず一緒に入ってきます。
ドアの外で待っているのではありません。
一緒にトイレの中まで入ってきます。
そして大騒ぎです。
便座に手を掛けて、私の顔に向かって手を伸ばす。
足元へスリスリする。
さらに、
「撫でろ」
とアピール。
朝のトイレは、私一人で静かに過ごす場所ではなくなりました。
みゃあにとっては、私が逃げられない絶好の甘えん坊タイムなのかもしれません。
同じ「ついてくる」でも五猫では理由が違うように見える
五猫の行動を並べてみると、同じ「人間についてくる」という言葉だけでは説明できないことが分かります。
- クロ:私や妻の姿を確認できる場所へ移動してくる
- チビ:寝たい時以外は、基本的に私か妻のそばにいる
- さんた:人間をキッチン方向へ誘うように動く
- たかんぼ:人間の行動を見てキャットステップへ先回りする
- みゃあ:朝はトイレの中までついてきて甘える
すべてを「飼い主が好きだから」でまとめることもできるのかもしれません。
でも、毎日一緒に暮らしている私には、もう少し細かく違って見えます。
人間の姿を確認したい。
そばにいたい。
撫でてほしい。
ご飯が欲しい。
行ってほしい場所がある。
一猫一猫、目的が違うように感じます。
猫は人間の行動を思っている以上に見ているのかもしれない
特に、さんたやたかんぼを見ているとそう感じます。
夜21時を過ぎた。
人間がリビングから動き出した。
キッチンへ行きそう。
すると猫も動き始める。
たかんぼに至っては、こちらが到着する前にキャットステップへ先回りしています。
みゃあも同じです。
朝、私がトイレへ行けば一緒に入る。
そして以前の記事で紹介したように、私が寝室へ移動すると、みゃあもついてきて枕元で寝ます。
こうした毎日の行動を見ていると、猫達は人間が思っている以上に、私達の生活パターンを見ているのではないかと思います。
「なぜついてくる?」より、その猫が何を求めているかを見る
猫が家の中でずっとついてくると、
「どうしてついてくるんだろう?」
と気になることがあります。
我が家の五猫との生活から言えるのは、
ついてくる理由を一つに決める必要はないのではないか。
ということです。
同じ猫でも、毎回同じ理由とは限らないでしょう。
ご飯が欲しい日もあれば、ただ撫でてほしい日もある。
人間のそばで寝たい時もあれば、今どこにいるのか確認したいだけかもしれません。
だから我が家では、
「ついてきたから○○」
と決めつけるより、
そのあと猫が何をするのかを見るようにしています。
先回りしてご飯を待つのか。
身体を寄せてくるのか。
人間の姿を確認したら、そのまま近くで寝るのか。
そこまで見ると、その猫が何を求めているのか少し分かることがあります。
五猫と暮らして分かった「ついてくる」の違い
クロ、チビ、さんた、たかんぼ、みゃあ。
五猫とも、人間についてくるような行動をします。
でも、その行動は五猫とも同じではありません。
幼い頃から私と妻の間に入るのが好きだったクロ。
とにかく人間のそばが好きだったチビ。
夜になると人間をキッチンへ誘うさんた。
こちらの動きを読んで先回りするたかんぼ。
朝のトイレにまで入ってきて、顔へ手を伸ばすみゃあ。
同じ「ついてくる」という行動でも、一猫一猫にそれぞれ理由があるように感じます。
だから猫がついてきたとき、後ろを歩いている姿だけではなく、その後どうするのかまで見てみる。
それだけでも、その猫が何を伝えようとしているのか、少し分かるかもしれません。
我が家では今日も、誰かが私か妻の後ろをついてきたり、先回りしたりしています。
五猫と暮らしていると、人間だけで家の中を移動することの方が少ないのかもしれません。
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