猫が自分の近くにはいるのに、触ろうとすると逃げてしまう。
「嫌われているのかな?」
そんなふうに感じる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
我が家の五猫の中で、まさにこのタイプなのが三ニャン坊のさんたです。
さんたは普段、私や妻から触ろうとすると逃げることがあります。
ところが、自分が甘えたいタイミングになると自分から近寄ってきて、先ほどまでの態度は何だったのかと思うほどデレデレになります。
長年さんたと暮らしていると、これは「触られることそのものが嫌」というより、「自分のタイミングで距離を決めたい」というさんたなりの付き合い方なのだと感じています。
この記事では、「猫 触らせてくれないけど近くにいる」と気になっている方へ、さんたとの実体験を中心に、猫との距離感について紹介します。
猫が触らせてくれないけど近くにいるのはなぜ?
猫が近くにいるのに触らせてくれないからといって、それだけで「嫌われている」と判断する必要はないと思います。
実際、さんたは私たちの近くにいることがありますし、自分から甘えに来ることもあります。
それでも、こちらから「さんた」と近づいて触ろうとすると逃げることがあります。
我が家で暮らしていると、猫によって人との距離の取り方は本当に違うと感じます。
いつ触っても平気な猫もいれば、自分から来たときには甘えるのに、人から触られるのは嫌がる猫もいます。
さんたは明らかに後者です。
12歳さんたは「触ろうとすると逃げるのに、自分から甘えに来る」猫
さんたとの暮らしで面白いのが、この態度の違いです。
普段、私や妻が触ろうとすると逃げることがあります。
ところが、さんた自身が「今は甘えたい」と思っているようなときは違います。
自分から近寄ってきて、撫でてもらいながらデレデレになります。
つまり、同じ「触る」という行為でも、
- 人間側から触りに行く
- さんたが自分から近寄ってくる
この2つでは、さんたの反応がまったく違います。
さんたと12年暮らしてきた我が家では、無理にこちらのタイミングに合わせてもらうのではなく、さんたが来たときに甘えてもらうという付き合い方になっています。
実際にさんたがデレデレになる様子
普段のさんたを知っている私たちからすると、自分から甘えに来たときとのギャップはかなり大きいです。
その様子はYouTubeにも残しています。
こちらから構おうとしたときには逃げる猫でも、猫自身が甘えたいときには、ここまで態度が変わることがあります。
ショート動画でも、さんたの甘え方を見ることができます。
「近くにいる」と「触ってほしい」は別なのだと思う
さんたとの暮らしから私が一番感じているのは、猫が近くにいることと、今すぐ触ってほしいことは同じではないということです。
人間からすると、近くに来た猫を見るとつい撫でたくなります。
でも、猫側は単純に近くで過ごしたいだけなのかもしれません。
そして、甘えたくなったら自分からさらに距離を縮める。
少なくとも、さんたを見ているとそんな距離感を感じます。
触らせてくれない猫には、無理に触らない
我が家では、さんたが逃げたときに追いかけてまで触ることはしません。
逃げるのであれば、そのときは触られたくないのだと考えます。
その一方で、自分から近寄ってきて甘え始めたときは、さんたが満足するまで撫でることもあります。
猫のほうから「今はいいよ」と言っているようなタイミングに合わせる。
さんたとは、そんな関係が長く続いています。
「呼んでも来ない」のも嫌われているとは限らない
猫を呼んでも来ないと、「自分には懐いていないのでは?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、さんたの場合を考えると、呼んだときの反応だけで関係を判断するのは難しいと感じます。
人間側が呼んだタイミングでは来なくても、本人が甘えたくなれば自分からやって来ます。
「呼んだら来るか」ではなく、普段どのくらい近くで過ごしているのか、自分から近寄ってくることがあるのかなど、日常全体を見たほうが、その猫との関係は分かりやすいと思います。
ただし「急に触らせなくなった」場合は別に考える
ここまで紹介してきたさんたは、もともと自分のタイミングを大切にするタイプです。
一方で、これまで普通に触らせてくれていた猫が、突然触られることを強く嫌がるようになった場合は、同じ話として考えないほうがよいでしょう。
触ろうとすると怒る、特定の場所だけ極端に嫌がる、普段と明らかに様子が違うなどの変化があれば、痛みや体調不良が隠れている可能性もあります。
「この猫は触られるのが嫌いだから」と決めつけず、いつもの行動との違いを見ることも大切だと思います。
猫との距離感は、その猫に合わせればいい
我が家には性格の違う猫たちがいます。
その中でもさんたは、こちらから触ろうとすると逃げるのに、自分から甘えに来るとデレデレになるという、分かりやすいタイプです。
以前は「さっき逃げたのに、今はいいの?」と思うこともありました。
でも長く一緒に暮らしていると、それもさんたの性格なのだと思えるようになりました。
触らせてくれないのに近くにいる猫と暮らしているなら、無理に距離を縮めようとせず、その猫が自分から近づいてくるタイミングを待ってみてもよいと思います。
さんたの場合は、その距離感を尊重してきた今でも、自分が甘えたいときにはしっかり私たちのところへ来てくれます。
「触らせてくれない=嫌われている」ではなく、その猫なりの心地よい距離がある。
さんたとの12年間から、私はそう感じています。



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