最近YouTubeを見ていると、楽天ペット保険の広告をよく目にするようになりました。
「楽天ペット保険って、そんなにおすすめなの?」
広告を見るたびに、そんなことを考えていました。
我が家では現在、クロ、さんた、たかんぼ、みゃあの四猫全猫がペット保険に加入しています。
しかし、最初から「猫にはペット保険が必要」と考えていたわけではありません。
むしろ2020年当時は、ペット保険には加入せず、夫婦で毎月お金を積み立てる「猫猫貯金」で備えていました。
その考えが大きく変わったのが、次ニャン坊チビの病気です。
この記事では、ペット保険に入っていなかった我が家が、なぜ考えを変えたのか。
そして2021年に加入してから約5年経った2026年9月現在、ペット保険についてどう考えているのか。
我が家の実体験を振り返ります。
2020年、我が家はペット保険に入っていませんでした
2020年当時、我が家はペット保険に加入していませんでした。
その代わりに行っていたのが、我が家で「猫猫貯金」と呼んでいる積み立てです。
毎月一定額を積み立てておき、猫たちに病気やケガがあったときの治療費に充てる。
保険料を毎月支払う代わりに、自分たちで猫たちのためのお金を準備しておこうという考えでした。
当時は、それも一つの方法だと考えていました。
実際、2021年3月の時点でも我が家はペット保険には加入しておらず、猫猫貯金を続けていました。
2021年、ペット保険10社の資料を取り寄せて比較
ただ、ペット保険そのものに興味がなかったわけではありません。
2021年には、ペット保険の一括資料請求を利用して10社を比較しました。
その中には、現在YouTubeなどで広告をよく目にする楽天のペット保険も含まれていました。
補償割合はどうなのか。
高齢になっても加入できるのか。
どんな場合に保険が使えるのか。
いろいろ調べました。
それでも、その時点ではすぐに「ペット保険に入ろう」という結論にはなりませんでした。
猫猫貯金という備えがあったことも、その理由の一つです。
考えが変わったのはチビの病気でした
そんな我が家の考え方を大きく変えたのが、次ニャン坊チビの病気でした。
チビの首元にしこりが見つかり、かかりつけの動物病院だけではなく、大学病院やセカンドオピニオンへ。
その後、チビはリンパ腫と闘うことになります。
検査や治療を続けていく中で、猫の医療には想像以上にお金がかかることを実際に経験しました。
当時、治療に必要になる費用として約50万円という金額も現実的に考えなければならない状況になりました。
そのとき初めて、
「猫猫貯金だけで本当に対応できるのだろうか」
と考えるようになりました。
残念ながら、病気が分かってからではチビを新たにペット保険へ加入させることはできませんでした。
この経験は、我が家がペット保険について考え直す大きなきっかけになりました。
チビのリンパ腫では、実際にどのくらいの治療費がかかったのか、そして治療を続けるかどうかをどう考えたのかについて、こちらの記事に詳しく残しています。
2021年、クロ・さんた・たかんぼがアニコムへ加入
チビの治療を経験した後、我が家では改めてペット保険を検討しました。
そして2021年、クロ、さんた、たかんぼの三猫をアニコム損保のペット保険へ加入させました。
当時すでに11歳だったクロは、高齢猫向けで入院・手術を補償する70%プラン。
さんたとたかんぼは、通院・入院・手術を補償する70%プランを選びました。
保険の対象となる診療費について70%が補償されるため、支払限度額などの条件内であれば自己負担は3割となります。
「絶対に元を取ろう」と考えて加入したわけではありません。
チビの治療を経験したことで、今後ほかの猫たちに大きな病気やケガがあったときのために備えておきたいと考えたからです。
みゃあを迎えたときは、すぐにペット保険へ
その後、2022年5月に五ニャン娘みゃあを我が家へ迎えました。
このときは、以前のように「保険に入るべきか、入らないべきか」と長く迷うことはありませんでした。
みゃあも我が家へ迎え入れた直後にペット保険へ加入しました。
みゃあは現在、クロと同じく入院・手術を対象とした70%補償の保険に加入しています。
2026年9月現在、クロ、さんた、たかんぼ、みゃあの四猫全猫がペット保険を継続しています。
約5年間で、大きな手術に保険を使った経験はありません
では、ペット保険に加入してから約5年間で、どれくらい保険のお世話になったのか。
幸いなことに、四猫とも大きな手術を受けて、何十万円という治療費に保険を使った経験はありません。
そのため、
「手術代がこんなに安くなった」
「保険に入っていたから何十万円も得をした」
という経験談を書くことはできません。
これは猫たちにとって、むしろありがたいことだと思っています。
一方で、実際に保険を使ったことはあります。
さんたの通院では、実際に3割負担になった経験が複数回
さんたとたかんぼが加入している保険は、入院や手術だけではなく通院も補償対象です。
さんたを動物病院へ連れて行った際には、実際に保険が適用され、病院で支払う金額が安くなった経験が複数回あります。
大きな金額ではありません。
それでも動物病院の窓口で保険が適用され、対象となる診療費について自己負担が3割になるのは、実際に利用してみると分かりやすいメリットでした。
大きな手術のためだけではなく、普段の通院でも使える。
約5年間加入してきた中で、これは実際に感じていることです。
我が家の四猫は補償内容が同じではありません
2026年9月現在の我が家の補償内容を整理すると、次のようになります。
| 猫 | 補償対象 | 補償割合 |
|---|---|---|
| クロ・16歳 | 入院・手術 | 70% |
| さんた・12歳 | 通院・入院・手術 | 70% |
| たかんぼ・12歳 | 通院・入院・手術 | 70% |
| みゃあ・13歳 | 入院・手術 | 70% |
つまり、クロとみゃあは入院・手術に備えるタイプ。
さんたとたかんぼは、日常的な通院まで含めて備えるタイプです。
同じ多頭飼いでも、加入時の年齢などによって補償内容は同じではありません。
最近よく見る楽天ペット保険はどうなの?
今回この記事を書こうと思ったきっかけは、最近YouTubeを見ていると楽天ペット保険の広告をよく目にするようになったことでした。
2021年に我が家が10社を比較したときにも楽天のペット保険は候補に入っていました。
そこで、2026年9月現在の商品内容を改めて確認してみました。
楽天ペット保険の「スーパーペット保険」には、通院付き70%プラン、通院付き50%プラン、手術・入院プランがあります。
70%プランでは、通院・入院・手術が補償対象となっています。
また猫専用の「スーパーペット保険ねこ」には、保険料を抑えた手術・入院50%プランもあります。
補償内容だけを見ると、十分比較対象になるペット保険だと感じました。
ただし、2026年9月現在、楽天ペット保険の新規申込可能年齢は満11歳未満(10歳11か月まで)です。
現在16歳のクロ、12歳のさんた・たかんぼ、13歳のみゃあは、今から楽天ペット保険へ新規加入することはできません。
我が家の場合、現在加入している保険を継続することが現実的です。
「保険料の元を取れたか」で考えないようになりました
ペット保険について考えると、どうしても、
「毎月保険料を払って、結局使わなかったらもったいないのでは?」
という考えが出てきます。
我が家も以前は、保険に入る代わりに猫猫貯金をしていました。
そして実際、2021年から現在まで、四猫が大きな手術をして高額な保険金を受け取ったことはありません。
それでも、今のところペット保険をやめようとは考えていません。
理由はチビの治療を経験しているからです。
病気になってから、
「やっぱり保険に入っておけばよかった」
と思っても、その病気を抱えた状態から新たに加入するのは難しくなります。
我が家にとってペット保険は、払った保険料以上の保険金を受け取って「得をする」ためのものではなくなりました。
大きな治療が必要になったとき、費用だけを理由に選択肢を狭めないための備え。
現在はそう考えています。
猫猫貯金が間違いだったとは思っていません
だからといって、以前やっていた猫猫貯金が間違いだったとも思っていません。
ペット保険には毎月の保険料がかかります。
年齢によって保険料も変わりますし、どんな治療でも無条件に保険が適用されるわけではありません。
補償割合だけを見るのではなく、補償対象、支払限度額、利用できる回数、加入できる年齢なども確認する必要があります。
保険に入らず、その分を自分たちで積み立てるという考え方もあると思います。
我が家の場合は実際にそれを選んでいました。
ただ、チビの病気と治療費を経験した結果、猫猫貯金だけではなく保険も必要だと考えるようになった。
これが我が家の結論です。
猫のペット保険は必要?約5年加入した我が家の答え
2020年、我が家はペット保険に加入していませんでした。
2021年に10社を比較しても、すぐには加入しませんでした。
それがチビの病気を経験したことで考えが変わり、クロ、さんた、たかんぼが加入。
2022年にみゃあを迎えた際には、みゃあもすぐに加入しました。
そして2026年9月現在も、四猫全猫がペット保険を継続しています。
幸い、これまで大きな手術で保険のお世話になったことはありません。
さんたの通院では何度か実際に利用し、窓口で支払う金額が少なくなった経験があります。
それでも、これまで支払った保険料と受け取った補償額を計算して「得だった」「損だった」と判断するつもりはありません。
保険を使わずに済むなら、それが一番です。
ただ、いつ何が起きるか分からない。
そのことをチビが身をもって私たちに教えてくれました。
猫のペット保険が必要かどうかに、すべての家庭に共通する答えはないと思います。
少なくとも我が家では、一度は「保険に入らない」という選択をしたうえで、実際の治療を経験して考えが変わりました。
そして約5年経った現在も、四猫の保険を継続しています。
それが、五猫と暮らしてきた我が家の今の答えです。



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