猫の便秘マッサージのやり方は?「の」の字の方法を調べてみた

猫の便秘マッサージのやり方は?「の」の字の方法を調べてみた 猫の健康・体調
猫の便秘マッサージのやり方は?「の」の字の方法を調べてみた

「猫の便秘には、お腹を『の』の字にマッサージすると良い。」

そんな話を聞いたことはありませんか?

私自身、五猫と暮らして16年以上になりますが、実は一度も試したことがありません。

それでも今回、このテーマで記事を書こうと思った理由があります。

以前、我が家の長ニャン坊クロの排便間隔が2日に1回程度になり、便秘ではないかと心配になって動物病院へ相談した経験があるからです。

その時の体験は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

猫は2日に1回のうんちでも大丈夫?便秘を心配して動物病院へ行った我が家の実体験

その経験以来、「自宅で飼い主にできる便秘対策はあるのだろうか」と気になっていました。

そこで今回は、獣医師監修の情報を参考にしながら、「の」の字マッサージについて調べてみました。

この記事では、

  • 「の」の字マッサージのやり方
  • やってはいけないケース
  • 動物病院へ相談した方がよい症状
  • マッサージ以外の便秘対策

について、分かりやすくまとめています。

猫の便秘マッサージとは?

猫の便秘マッサージとは、お腹を強く押すものではありません。

猫がリラックスしている時に、お腹を「の」の字を描くように優しく撫でることで、腸の動きをサポートするケア方法として紹介されています。

ただし、便秘を治す治療ではありません。

また、どんな猫にも行って良いわけではなく、体調によってはマッサージを避けるべき場合もあります。

そのため、「便秘だから、とりあえずマッサージ」と考えるのではなく、猫の様子を見ながら行うことが大切です。

私が便秘マッサージについて調べようと思った理由

実は私は、このマッサージを実際に行った経験はありません。

しかし以前、クロのうんちが2日に1回程度になった時、「便秘なのでは?」と心配になり、動物病院へ相談しました。

診察を受けた結果、「排便間隔だけでは便秘とは言えない」と教えていただき、とても安心したことを覚えています。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

猫は2日に1回のうんちでも大丈夫?便秘を心配して動物病院へ行った我が家の実体験

あの時、「自宅でできるケア方法」を知っていたら、もう少し落ち着いて様子を見ることができたかもしれません。

そんな思いから、今回は便秘マッサージについて調べてみることにしました。

猫の便秘マッサージのやり方

獣医師監修の記事では、猫がリラックスしている状態で、お腹を優しく撫でる方法が紹介されています。

ポイントは、力を入れないことです。

人間の便秘マッサージのように押したり揉んだりするのではなく、「撫でる」程度の力で行います。

① 猫がリラックスしている時に行う

眠そうにしている時や、撫でられて気持ち良さそうにしている時がおすすめです。

遊んだ直後や興奮している時、嫌がっている時には行いません。

② お腹へ優しく手を添える

いきなりお腹を触るのではなく、普段撫でられている延長で、お腹へ優しく手を添えます。

猫がお腹を触られるのを嫌がる場合は、この時点で無理をしないようにしましょう。

③ 「の」の字を描くように優しく撫でる

猫のおへその周辺をイメージしながら、「の」の字を書くように、ゆっくり優しく撫でます。

1〜2分程度でも十分です。

強く押したり、何度も長時間続けたりする必要はありません。

猫の便秘マッサージ のの字のやり方
お腹を強く押さず、「の」の字を描くように優しく撫でるイメージです。

④ 嫌がったらすぐにやめる

猫は嫌なことを我慢する動物ではありません。

身体をよじったり、逃げようとしたり、耳を伏せたりするようであれば、その日はやめましょう。

便秘対策のつもりがストレスになってしまっては、本末転倒です。

便秘だからといって、必ずマッサージをして良いわけではありません

ここは、今回調べていて一番大切だと感じた部分です。

猫の便秘には、水分不足や運動不足だけではなく、病気が隠れていることもあります。

そのため、「便秘っぽいからマッサージをしよう」と自己判断するのではなく、猫の様子をよく観察することが大切です。

こんな症状がある時はマッサージより動物病院を優先

便が出ていないからといって、すべてのケースでマッサージを試してよいわけではありません。

特に気をつけたいのは、便秘以外の症状も出ている場合です。

例えば、

  • 何度もトイレへ行って力んでいるのに便が出ない
  • 食欲が落ちている
  • 元気がない
  • 嘔吐している
  • お腹が張っているように見える
  • お腹を触ると痛がる、強く嫌がる
  • 普段の排便ペースから明らかに変化している

といった様子が見られる場合です。

こうした状態であれば、自宅でマッサージを続けながら様子を見るより、動物病院へ相談することを優先した方がよいでしょう。

便が出ない原因は、単純な水分不足や運動不足だけとは限りません。

便秘が長期間続くことで、結腸に便が大量にたまり、結腸が拡張してしまう「巨大結腸症」につながる場合もあります。

また、異物などによる消化管の閉塞が起きている場合もあるため、便秘以外の体調変化も一緒に見ることが大切です。

「何日うんちが出なければ便秘?」だけでは判断できない

猫の便秘について調べていると、「何日出なかったら便秘なの?」という疑問も出てきます。

一般的には、排便が長時間ない状態は注意が必要とされています。

ただし、私は「○日出なければ必ず便秘」と日数だけで判断するのは難しいと考えています。

実際、我が家でもクロの排便が2日に1回程度になったことがありました。

毎日うんちをするものだと思っていた私は心配になり、動物病院へ相談しました。

しかし、排便間隔だけを見るのではなく、便の状態や食欲、元気なども含めて判断する必要があることを知りました。

その時の実体験はこちらにまとめています。

猫は2日に1回のうんちでも大丈夫?便秘を心配して動物病院へ行った我が家の実体験

普段毎日排便していた猫が突然何日も出なくなったのか。

もともと1~2日おきの排便ペースなのか。

そして、便の硬さや量、食欲、元気などに変化がないか。

その猫の「いつもの状態」と比較することも大切だと思います。

マッサージ以外にもできる猫の便秘対策

今回調べてみて分かったのは、便秘対策はマッサージだけではないということです。

むしろ日頃の生活の中で、猫が便を出しやすい状態を作ることも大切です。

水分を摂れる環境を作る

猫の便が硬くなる原因の一つとして、水分不足があります。

猫はもともと積極的に大量の水を飲む動物ではないため、飼い主側で水を飲みやすい環境を作ることも大切です。

例えば、

  • 水飲み場を複数用意する
  • 水をこまめに交換する
  • 猫が飲みやすい器を使う
  • ウェットフードなど食事から水分を摂る

といった方法があります。

どの方法が合うかは猫によって違うため、実際の飲み方を見ながら調整したいところです。

適度に身体を動かす

運動不足も、腸の動きが低下する要因の一つとされています。

特にシニア猫になると、若い頃より寝ている時間が長くなり、自然と活動量も減ってきます。

だからといって無理に運動させる必要はありません。

年齢や体調に合わせて、おもちゃで遊んだり、室内を歩いたりする機会を作ることも日常的なケアの一つだと思います。

トイレ環境も確認する

猫が排便を我慢してしまう原因として、トイレ環境も考えられます。

例えば、

  • トイレが汚れている
  • 落ち着いて排泄できない場所にある
  • 猫の身体に対してトイレが小さい
  • 入口が高くて入りにくい
  • 猫砂が気に入らない

といったことです。

特に多頭飼いでは、それぞれの猫が落ち着いて使えるトイレ環境になっているかも確認したいところです。

便秘対策として水分補給も意識したい

今回のテーマは「便秘マッサージ」ですが、調べていくと日頃の水分摂取も無視できないことが分かりました。

マッサージだけに頼るのではなく、普段から猫が水分を摂りやすい環境を作っておくことも大切です。

この部分については、我が家で使っているものや、便秘対策と相性のよい猫用品も含めて紹介したいと思います。

便秘対策は、マッサージだけではありません。

日頃の食事や水分摂取に加えて、腸内環境の健康維持を意識したサプリメントを取り入れる方法もあります。

例えば、植物酵素と乳酸菌を配合した猫用サプリメントもあります。


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ただし、サプリメントは猫の便秘を治療するものではありません。

便が出ない状態が続いている、何度も力んでいる、食欲低下や嘔吐などがある場合は、サプリメントやマッサージで様子を見るのではなく、動物病院へ相談してください。

ただし、ここで紹介する商品についても「これを使えば便秘が治る」というものではありません。

あくまで、猫が日常的に水分を摂るための環境づくりをサポートするものとして考えています。

人間用の便秘薬や浣腸を自己判断で使わない

猫の便がなかなか出ないと、飼い主としては何とかしてあげたくなります。

しかし、人間用の便秘薬や浣腸などを、自己判断で猫に使用するのは避けるべきです。

便秘の原因や程度によって必要な処置は異なります。

動物病院では猫の状態を確認したうえで、必要に応じて食事の調整や薬、浣腸などの処置が行われます。

自宅で行う優しいマッサージと、便秘を治療するための医療行為は別のもの。

ここは混同しないようにしたいと思います。

私も猫が嫌がらない範囲で試してみたい

今回、「猫の便秘マッサージ」について調べてみましたが、私自身はまだ五猫にこの方法を試したことがありません。

そのため、この記事で「我が家ではマッサージをしたら便が出ました」といったことを書くつもりもありません。

ただ、調べてみると、便を無理に押し出すようなマッサージではなく、猫がリラックスしている時にお腹を優しく撫でる方法だということが分かりました。

それなら、我が家でも猫が嫌がらない範囲で、普段のスキンシップの延長として試してみたいと思います。

そして実際にやってみて、五猫それぞれがどんな反応をするのかも見てみたいところです。

もちろん、嫌がればその場ですぐに終了。

便が出ない状態が続いたり、普段と違う症状が見られたりすれば、マッサージで様子を見るのではなく動物病院へ相談します。

まとめ|猫の便秘マッサージは「優しく撫でる」が基本

今回、私自身も知りたかった「猫の便秘マッサージ」について調べてみました。

基本となるのは、

  • 猫がリラックスしている時に行う
  • お腹を強く押さない
  • 「の」の字を描くように優しく撫でる
  • 嫌がったらすぐにやめる

という方法です。

ただし、マッサージは便秘を治す万能な方法ではありません。

何度も力んでいるのに便が出ない、食欲がない、嘔吐する、お腹を痛がるなど、いつもと違う様子があれば動物病院への相談を優先した方がよいでしょう。

我が家でも以前、クロの排便が2日に1回程度になっただけで「便秘なのでは?」と心配して動物病院へ行ったことがあります。

その経験があるからこそ、今回マッサージについて調べてみて、

自宅でできるケアを知っておくことと、必要な時に動物病院へ相談することは別々に考えなくてはいけない。

と改めて感じました。

まずは普段のうんちの回数や状態を知っておくこと。

そして、猫が気持ちよさそうにしている時には、スキンシップの一つとしてお腹を優しく撫でてみる。

我が家でも、そんなところから試してみようと思います。

猫の排便回数そのものが気になっている方は、実際に我が家が動物病院へ相談したこちらの記事も参考にしてください。

猫は2日に1回のうんちでも大丈夫?便秘を心配して動物病院へ行った我が家の実体験

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