猫のリンパ腫と診断されたら|余命・治療選択・実際に選んだこと【実体験】
猫がリンパ腫と診断されたとき、何を選べばいいのか。
余命はどのくらいなのか、治療はするべきなのか、多くの方が悩むと思います。
我が家では、次ニャン坊チビが9歳の時にリンパ腫と診断されました。
結論からお伝えすると、外科的手術を繰り返す選択をし、結果として2年以上一緒に過ごすことができました。
この記事では、実際に経験した「診断後の選択」と「その結果」を正直に書いていきます。
最初に現れた症状と診断までの流れ
最初に気づいたのは、首元にあったビー玉ほどのシコリでした。
かかりつけ医に相談し、大きな病院での検査を勧められましたが、最初に訪れた大学病院附属の動物病院の対応に不安を感じました。
その後、自分たちで調べ直し、最終的に3件目の病院で確定診断に至りました。
診断は「肉腫(sarcoma)」という非上皮性の悪性腫瘍でした。
提示された余命と現実
主治医からは、次のような説明を受けました。
- 余命はおおよそ半年
- 手術をしても再発の可能性は高い
- 再発と切除を繰り返す可能性がある
- 1回の手術費用は約50万円
また、リンパに関わる腫瘍のため、すでに全身に影響が及んでいる可能性もあるとのことでした。
提示された3つの選択肢
当時、我が家に提示された選択肢は大きく3つでした。
- 治療はせず、QOL(生活の質)を重視する
- 外科手術を行い、再発のたびに判断する
- 放射線治療を行う
どれも正解・不正解はなく、それぞれに意味のある選択だと思います。
我が家が「手術」を選んだ理由
我が家は外科的手術を選択しました。
理由は2つあります。
1つは、シコリがまだ大きくなく、切除による効果が期待できると判断したこと。
もう1つは、自分たちのエゴで保護した命だからこそ、出来る限りのことをしたいという想いでした。
「何もしない」という選択肢は、当時の私たちにはありませんでした。
実際の治療と経過
結果として、チビは合計5回の手術を受けました。
- 手術回数:5回
- 再発間隔:約半年ごと
- 手術費用:約50万円/回
- 入院:基本1泊2日(状態により日帰り)
驚いたのは、術後の様子でした。
本当にリンパ腫なのかと思うほど元気で、食欲も落ちませんでした。
正直に悩んだこと
2回目の手術後、再発が確認された時、強く悩みました。
何度も身体にメスを入れることが、本当にチビのためなのか。
これは私たちのエゴではないのか。
それでも最終的に、
「自分たちの選択で迎えた命だからこそ、最後まで責任を持つ」
そう決めて、手術を続ける選択をしました。
結果|余命半年と言われてから2年以上
チビは、リンパ腫と診断されてから2年以上、我が家で過ごしてくれました。
最期を迎えたとき、強い悲しみはありましたが、後悔はありませんでした。
むしろ、この2年間は、私たちにとって「別れを受け入れる時間」だったのではないかと感じています。
あの選択で良かったのか
正直に言うと、正解はわかりません。
ただ一つ言えるのは、
「あの時こうしておけばよかった」と思う後悔だけはしたくない
その想いで選択し続けたことに、後悔はありません。
これから選択をする方へ
猫の命をお金で買うことはできません。
ですが、お金があることで、選択肢は確実に増えます。
我が家では、もともと猫のための貯金をしていましたが、それでも治療費は大きな負担でした。
この経験から、チビ以外の猫たちは保険に加入しました。
命を預かるということは、選択を背負うということです。
どの選択をしても間違いではありません。
ただ、その選択を「自分で納得できるか」が一番大切だと思います。



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