夜、布団に入ると猫が飼い主の枕元へやってきて、そのまま眠ってしまう。
猫と暮らしている方なら、そんな経験があるかもしれません。
我が家の五猫にも、それぞれお気に入りの寝る場所があります。
その中でも、長ニャン坊クロと次ニャン坊チビは妻の枕元。
五ニャン娘みゃあは、私の枕元。
しかも、クロとチビ、そして現在のみゃあは、単に頭の近くという程度ではなく、顔の真横に近い場所で寝ます。
なぜ猫は、わざわざ飼い主の枕元や顔の近くを選んで寝るのでしょうか。
今回はその理由について調べながら、五猫と暮らしてきた我が家の場合と比べてみたいと思います。
猫が飼い主の枕元で寝るのはなぜ?
猫が飼い主の枕や枕元で寝る理由は、一つだけではないようです。
飼い主のそばにいることで安心できること、飼い主のニオイを感じられること、そして枕や布団そのものの寝心地が気に入っていることなど、いくつかの理由が考えられています。
猫は眠っている間、無防備になります。
そんな時間を飼い主のすぐ近くで過ごしている姿を見ると、少なくともその場所を「安心して眠れる場所」と感じているのではないか、と私は思います。
枕元で寝る=一番信頼されている、とは限らない
猫が顔の近くで寝てくれると、
「自分が一番信頼されているのでは?」
と思いたくなります。
ただ、寝る位置だけで猫からの信頼度や愛情の強さを決めることはできないようです。
猫がどこで寝るかは、その猫の性格だけでなく、室温や布団の状態、寝心地、その日の気分などにも左右されます。
これは、我が家の五猫を見ていても納得できます。
同じ家で、同じ人間と暮らしていても、五猫が選んだ寝る場所はそれぞれ違うからです。
我が家の五猫が選んだ「寝る場所」
我が家では、人間側が「あなたはここで寝なさい」と猫たちの寝場所を決めたわけではありません。
一緒に暮らしていく中で、五猫それぞれが自然に自分の場所を決めていったように感じています。
普段の寝る位置を整理すると、こんな感じです。
- クロ:妻の枕元、顔の真横に近い場所
- チビ:妻の枕元、顔の真横に近い場所
- さんた:妻の腰から下あたり
- たかんぼ:妻の足元
- みゃあ:私の枕元、顔の真横に近い場所
面白いのは、単に「人間と一緒に寝る」というだけではなく、五猫それぞれに定位置のようなものがあることです。
クロとチビは、ほぼ毎日一緒に妻の枕元で寝ていた
クロとチビは、主に妻の枕元で寝ていました。
しかも、どちらか一猫ではありません。
ほとんど毎日、クロとチビが一緒に妻の枕元で寝ていました。
場所も妻の顔の真横に近いところです。
クロとチビは我が家でも特に仲の良い組み合わせでした。
そんな二猫が同じように妻の枕元を選んでいたのは、妻の近くであることに加えて、二猫で一緒にいられることも落ち着く理由の一つだったのかもしれません。
もちろん、本当の理由を猫たちに聞くことはできません。
それでも、ほぼ毎日のように同じ場所を選んでいたことを考えると、少なくともクロとチビにとって居心地のよい場所だったことは間違いなさそうです。
さんたは妻の腰に背中をくっつけて寝る
三ニャン坊さんたは、枕元ではありません。
妻の腰から下あたりで寝ていることが多いです。
そして単に近くにいるだけではなく、さんたの背中を妻の腰あたりにくっつけた状態で寝ています。
顔の近くではありませんが、身体を接触させています。
これも、さんたなりの「安心できる距離」なのかもしれません。
たかんぼは妻の足元が定位置
四ニャン坊たかんぼは、さらに下。
妻の足元で寝ていることが多いです。
ただし、離れた場所で寝ているわけではありません。
妻が寝返りをすると、たかんぼに触れてしまうくらいの距離です。
枕元、腰、足元。
場所は違っても、クロ、チビ、さんた、たかんぼは、みんな妻の身体を感じられるくらいの場所を選んでいることになります。
みゃあは2026年春頃から私の「顔の真横」で寝るようになった
そして、五ニャン娘みゃあ。
現在は私の枕元、それも顔の真横に近い場所で寝ています。
ただ、みゃあは以前からずっとこの場所で寝ていたわけではありません。
私の記憶では、顔の近くで寝るようになったのは2026年春頃からです。
それ以前も、もちろん私の近くでは寝ていました。
手を伸ばせば触れられる程度の距離にいたり、冬になると布団の中へ潜り込んできたり。
布団の中では、私の脇の下あたりで丸くなって寝ることが多かったです。
それがいつの間にか、枕元へ。
そして今では、顔の真横に近い場所で眠るようになりました。
何がきっかけだったのかは分かりません。
私自身、ある日突然変わったという記憶もありません。
気がついたら、みゃあの寝る場所が少しずつ私の顔へ近づいていました。
実際に私の枕元で寝ているみゃあ
文章だけでは分かりにくいので、実際に私の枕元で寝ているみゃあを撮影しました。
この距離です。
私が横になっているすぐそば、顔の横で普通に寝ています。
猫が安心しているからなのか。
私のニオイが落ち着くのか。
単純に、この場所の寝心地が気に入ったのか。
本当のところは、みゃあにしか分かりません。
ただ、以前よりも明らかに私との距離が近くなったことは、毎晩一緒に過ごしている私自身が感じています。
寒い日は五猫の定位置も変わる
我が家の五猫は、季節を問わず、基本的にはそれぞれ同じような場所で寝ています。
ただし、あまりにも寒くなると話は別です。
そんな日は、五猫が私や妻の布団の中へ入ってきます。
これは猫が寝る場所を決めるとき、飼い主との関係だけではなく、暖かさも関係していることを実感する場面です。
普段は枕元の猫も、腰の猫も、足元の猫も、寒ければ布団の中。
猫は自分にとって、その時一番快適な場所をよく分かっているのだと思います。
五猫を見ていると「安心できる距離」は猫によって違うと思う
今回、改めて五猫の寝る場所を整理してみて、一番興味深いと感じたのはここでした。
クロとチビは顔の横。
さんたは腰。
たかんぼは足元。
みゃあは顔の横。
場所だけを見ればバラバラです。
でも、共通していることがあります。
みんな、人間の存在を感じられる場所で寝ている。
枕元で寝る猫だけが飼い主を信頼していて、足元で寝る猫はそれほどでもない。
そんな単純な話ではないのでしょう。
身体をぴったりくっつけたい猫。
少しだけ距離を取りたい猫。
足元が落ち着く猫。
そして、同じ猫でも年齢や季節によって、その距離が変わることもあります。
それぞれが自分にとって安心できる距離を選んだ結果が、我が家の現在の寝る位置なのだと思っています。
猫が急に枕元で寝るようになっても不思議ではない
みゃあのように、長年一緒に暮らしている猫でも寝る位置が変わることがあります。
2026年春頃までのみゃあは、私の脇の下や、手を伸ばせば届くくらいの場所。
現在は顔の真横。
長く一緒に暮らしていても、猫との距離感はずっと同じではないのだと感じます。
その変化を「以前より信頼されるようになった」と断定することはできません。
でも、みゃあ自身が今の枕元という場所を選び、そこで安心した様子で眠っている。
私にとっては、それだけで十分嬉しい変化です。
まとめ|猫が選んだ寝る場所そのものを楽しみたい
猫が飼い主の枕元で寝る理由には、飼い主のそばで安心したい、ニオイを感じたい、寝心地がよいなど、いくつもの可能性があります。
ただ、我が家の五猫を見ていると、猫と飼い主との関係を「どこで寝ているか」だけで判断する必要はないと感じます。
クロとチビは妻の顔の横。
さんたは妻の腰。
たかんぼは妻の足元。
そして、みゃあは私の顔の横。
人間側が決めたわけでもないのに、それぞれ自然と自分の場所ができました。
そして、その場所はこれから先も変わるかもしれません。
今夜、布団に入ったとき。
五猫がどこで寝ているのか。
そんな何気ないことを確認するのも、猫と一緒に暮らす楽しみの一つなのだと思います。



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