猫と暮らしながら仕事をしていると、どうしても長時間家を空けなければならない日があります。
我が家の場合、私も妻も外出すると、五猫だけで留守番してもらう時間が12時間程度になることがあります。
では、猫を12時間ほど留守番させても大丈夫なのか。
これについて私は、
「12時間なら、どんな猫でも大丈夫」
とは言えないと思っています。
猫の年齢や体調、性格、家の環境によって状況は違うからです。
ただ、我が家では長年、五猫に留守番してもらう生活を続けてきました。
その中で、外出前に必ず確認していることがあります。
今回は、特別な留守番グッズの紹介ではなく、五猫と実際に暮らしている我が家が、約12時間家を空ける日に何をしているのかを書いてみます。
我が家では五猫だけで約12時間留守番することがある
仕事などの都合で、私と妻が朝から家を出る。
そして帰宅するのは夜。
そんな日は、五猫だけで過ごす時間が12時間程度になることがあります。
長年この生活を続けてきましたが、幸いなことに、留守番中に大きなトラブルが起きたことはほとんどありません。
だからといって、
「うちの猫は留守番に慣れているから何もしなくても大丈夫」
とは考えていません。
むしろ、外出するときには毎回同じことを確認しています。
外出前に一番最初にするのは「五猫の点呼」
私が外出前に必ず行うこと。
その一つが、
五猫の点呼です。
クロ。
チビ。
さんた。
たかんぼ。
みゃあ。
家を出る前に、それぞれが家の中にいることを確認します。
「いつも家の中にいるんだから大丈夫だろう」
とは考えません。
玄関を開けた一瞬。
何かのタイミングで別の場所へ入り込んでいる。
人間が思っていない行動を猫が取る可能性はあります。
だから、家を出る直前に五猫を実際に確認する。
五猫と暮らしている我が家では、これを外出前の習慣にしています。
ドライフードを用意してから外出する
約12時間家を空ける日は、ドライフードをご飯器に入れてから外出します。
留守番だから特別なフードへ変更するわけではありません。
普段食べているご飯を、猫達が自分のタイミングで食べられるようにしておきます。
多頭飼いなので、食べ方も五猫それぞれ違います。
だからこそ、人間がいない時間帯でも食べられるものを用意してから家を出ています。
水は留守番用に増やさず、普段から5か所に用意
水については、留守番の日だけ特別に増やすことはしていません。
我が家では普段から、家の中に5か所の水飲み場を用意しています。
留守番の日も、その環境をそのまま使っています。
猫に与える水については、水道水とミネラルウォーターの違いなどを別の記事で詳しく書いています。
留守番だから急に環境を変えるのではなく、普段から複数の場所で水を飲める状態にしています。
夏場はエアコンを26℃程度に設定して外出
夏場に長時間家を空けるとき、特に気をつけているのが室温です。
我が家では、エアコンを26℃程度に設定して外出しています。
人間がいないからエアコンを切る、ということはしません。
五猫が家の中で過ごしている以上、人間が外出している間も室温を保つ必要があると考えているからです。
ただし、26℃がすべての家庭・すべての猫に適した設定だという意味ではありません。
住宅環境や日当たり、エアコンの性能、猫の年齢や体調などによっても変わります。
あくまでも、我が家では現在この程度を目安にしている、という実例です。
ガスの元栓が閉まっているかも必ず確認する
猫用品とは直接関係ありませんが、外出前にはガスの元栓も確認します。
五猫だけで長時間家にいるわけですから、
「猫が何かをするかもしれない」以前に、人間側が危険を残さない。
ということも大切だと思っています。
ご飯を置いた。
水もある。
エアコンもつけた。
それだけで外出準備終了にはしません。
家の中に危険な状態を残していないかを見る。
ガスの元栓確認も、その一つです。
トイレは「留守番だから」と特別なことはしていない
トイレについては、約12時間留守番させる日だからといって、特別な対応はしていません。
普段の生活で使っているトイレ環境を、そのまま維持しています。
留守番の日だけ急に猫達の生活環境を変えることはしていません。
我が家の場合は、普段からの環境を整えておき、その状態のまま留守番してもらう、という考え方です。
大きなトラブルはなかった。でもクロがやらかしたことがある
長年、五猫だけで留守番してもらっていますが、幸いなことに大きな問題が起きたことはありません。
ただし、忘れられない出来事が一つあります。
クロがまだ若かった頃です。
帰宅すると、部屋の中が何やらおかしい。
原因は、
コンソメスープの素。
クロがコンソメスープの素が入っていた袋を食い破っていたのです。
そして部屋の中には、コンソメスープの素が散乱。
猫にとって安全なものではありませんし、本来なら絶対に届かない場所へ片付けておくべきものでした。
この経験から、
「普段やらないから大丈夫」は信用しすぎない方がいい。
と思うようになりました。
人間がいる時には興味を示さなくても、長時間誰もいなければ何をするか分かりません。
留守番中の事故を防ぐなら「猫が何をするか」より「人間が何を残したか」
クロのコンソメ事件を経験してから、留守番について考えるとき、私は猫の行動だけを考えないようにしています。
「この猫はいたずらをしないから大丈夫」
「今まで食べ物の袋を破ったことがないから大丈夫」
という判断ではなく、
そもそも猫が触れたら困るものを、人間が出したままにしない。
こちらの方が重要です。
食品。
袋。
危険な物。
倒れたら困る物。
猫が絶対に触らないと信じるより、触っても事故にならない環境にしてから外出する。
クロの失敗から、我が家ではそう考えるようになりました。
12時間留守番させているから「12時間なら大丈夫」とは言えない
我が家では、実際に五猫だけで約12時間留守番してもらうことがあります。
そして長年、大きな問題なく生活してきました。
ただ、この経験だけを根拠に、
「猫なら12時間留守番させても大丈夫です」
とは私は言えません。
若い猫。
シニア猫。
持病がある猫。
一猫暮らし。
多頭飼い。
環境はそれぞれ違います。
我が家で問題なく過ごせたことと、別の家庭の猫が問題なく過ごせることは同じではありません。
だからこの記事で伝えたいのは、「12時間大丈夫」という答えではありません。
実際に約12時間留守番させている家庭では、その前に何を確認しているのか。
その一例として、我が家の生活を紹介しています。
我が家が約12時間の留守番前に確認していること
改めて整理すると、我が家で外出前に行っているのは次のようなことです。
- 五猫全員が家の中にいることを確認する
- ドライフードを用意する
- 普段から設置している水飲み場を確認する
- 夏場はエアコンを26℃程度に設定する
- ガスの元栓が閉まっているか確認する
- 猫が触れたら危険なものを出したままにしない
特別なことを大量にしているわけではありません。
でも、どれも外出するたびに確認していることです。
中でも、私が一番最初に意識しているのは、やはり五猫の点呼です。
家のどこかにいる「はず」ではなく、実際に確認してから外へ出る。
五猫と暮らす我が家では、それが当たり前になっています。
猫の留守番で大切なのは「普段からの環境」だと思う
留守番の日だけ、ご飯を増やす。
留守番の日だけ、水を増やす。
留守番の日だけ、慌てて部屋を片付ける。
我が家では、できるだけそうならないようにしています。
普段から水を複数箇所に置く。
普段から猫が過ごせる場所を作る。
危険なものは猫が触れないようにする。
そして外出するときには、その状態をもう一度確認する。
留守番の準備は、家を出る直前だけにするものではなく、普段の生活環境そのものなのかもしれません。
我が家では五猫と長年暮らしてきて、そう感じています。
今日も長時間家を空ける日は、最後にもう一度、
クロ。
さんた。
たかんぼ。
みゃあ。
そして、チビが一緒に暮らしていた頃はチビも。
一猫ずつ確認してから、私は玄関を出ます。


