多頭飼いをしていると、猫達のご飯は全猫同じものでいいのでしょうか。
我が家では長年、五猫と暮らしてきましたが、現在のご飯は猫によってバラバラです。
さらに困るのが、
自分のご飯ではなく、他の猫のご飯を食べに行ってしまう猫がいること。
我が家の場合、その代表がさんたです。
自分のウェットフードを食べていたはずなのに、半分ほど食べると移動開始。
クロのウェットフード。
さらに、みゃあのドライフード。
まるで順番に味見して回るように、他の猫氏のご飯を食べに行きます。
私や妻も止めようとはするのですが、正直なところ、あまり効果はありません。
今回は、五猫との暮らしの中で我が家のご飯が猫ごとに違うようになった理由と、多頭飼いで実際に起きている「他の猫のご飯を食べる問題」について書いてみます。
我が家では猫によって食べているご飯が違う
現在、我が家の猫達がメインで食べているご飯は、それぞれ違います。
- クロ:メインはウェットフード、寝る前はドライフード
- さんた:メインはウェットフード、寝る前もウェットフード
- たかんぼ:ドライフード
- みゃあ:ドライフード
「多頭飼いなら全猫同じご飯にした方が管理しやすいのでは?」
と思われるかもしれません。
確かに、人間側だけを考えれば、その方が圧倒的に楽だと思います。
でも我が家では、それができませんでした。
全猫同じご飯にならなかった理由
一番大きかったのは、猫によって食の好みがまったく違ったことです。
特にクロは、昔から食へのこだわりが強い猫です。
気に入ったと思ったご飯でも、ずっと同じように食べ続けてくれるとは限りません。
一方、チビは反対でした。
特定のご飯しか食べない。
そんなタイプでした。
さらに、クロとチビには吐き戻しの問題もありました。
五猫と暮らしていると、
「このご飯を全猫に食べてもらえば管理が楽」
という人間側の都合だけでは、なかなかうまくいきません。
食の好み。
食べ方。
吐き戻し。
長年、それぞれの様子を見ながらご飯を変えてきた結果、現在のように猫ごとに違うご飯を食べる形になりました。
クロ・さんた・たかんぼはキッチン、みゃあはリビング
食べる場所も全猫同じではありません。
クロ、さんた、たかんぼはキッチン。
みゃあのご飯器だけは、リビングに置いています。
つまり我が家では、
食べるものだけではなく、食べる場所も猫によって違います。
多頭飼いを始めた当初から、「猫ごとに食事を完璧に管理しよう」と決めて現在の形にしたわけではありません。
五猫と一緒に暮らし、それぞれの性格や食べ方を見ながら生活してきた結果、今の形になりました。
問題は「自分のご飯だけを食べてくれない猫」
それぞれ違うご飯を用意すれば、それぞれが自分のご飯を食べてくれる。
そうなれば簡単なのですが……。
我が家では、そうはいきません。
さんたです。
さんたには、さんた用のウェットフードを給与します。
最初は普通に食べています。
ところが、半分程度食べたところで、さんたの食事巡回が始まります。
さんた、自分のご飯を残してクロのご飯へ
まず向かうのが、クロのウェットフード。
クロにはクロのご飯を用意しているのですが、さんたはお構いなし。
自分のウェットフードがまだ残っているのに、クロのご飯を食べようとします。
そして、それだけでは終わりません。
次に狙われるのが、リビングに置いてあるみゃあのドライフードです。
さんたのウェットフード → クロのウェットフード → みゃあのドライフード。
なぜ自分のご飯を最後まで食べないのか。
私にも分かりません。
ただ、さんたにとっては「自分のご飯を食べ終わってから他へ行く」という決まりはないようです。
私と妻も横取りを止めようとはするけれど……
もちろん、何もせずに見ているわけではありません。
さんたがクロやみゃあのご飯を食べようとしていれば、私や妻が牽制します。
「それ、さんたのじゃないよ」
そんな感じで止めようとします。
しかし、効果はあまりありません。
一度離れても、また行く。
人間が見ていなければ食べる。
そんなことを繰り返します。
現在は正直なところ、
ある程度は諦めています。
「こうすれば他の猫のご飯を絶対に食べなくなる」という方法を、我が家では見つけられていません。
クロとみゃあも諦めているように見える
面白いのは、食べられる側の反応です。
私から見ると、クロもみゃあも、さんたにご飯を食べられることをある程度諦めているように見えます。
「また、さんたが来た」
と思っているのかどうかは分かりません。
もちろん猫達が本当にどう思っているのかは、人間には分かりません。
ただ、長年一緒に暮らしていると、それぞれの猫なりに他の猫との付き合い方ができているように感じることがあります。
多頭飼いだからといって全猫同じご飯にする必要はないと思う
我が家では現在、ウェットフード中心の猫もいれば、ドライフード中心の猫もいます。
さらに、同じウェットフード中心でも、クロとさんたでは寝る前に食べるものまで違います。
人間側から考えれば、全猫同じご飯を同じ時間に同じ場所で食べてくれた方が楽です。
でも、長年五猫と暮らしてきて私は、
「全猫を同じにすること」にこだわらなくてもいいのではないか。
と思うようになりました。
実際、我が家でも猫ごとの食の好みに合わせて、ご飯を変えてきました。
ただし「他の猫のご飯を食べても大丈夫」という意味ではない
ここは誤解のないように書いておきます。
我が家では、さんたが他の猫のご飯を食べてしまうことがあります。
そして、完全には防げていません。
だからといって、
「多頭飼いなら他の猫のご飯を食べても問題ない」
と言いたいわけではありません。
年齢や体調などによって、食べているご飯が違う家庭もあると思います。
特に獣医師から食事について指示を受けている猫がいる場合は、我が家と同じようには考えず、獣医師の指示を優先する必要があります。
この記事で紹介しているのは、あくまでも我が家で実際に起きている食事風景です。
「食べるご飯」だけでなく「食べ方」まで猫によって違った
五猫と暮らす前は、ここまで猫によって食事が違うとは考えていませんでした。
でも実際に暮らしてみると、本当に違います。
好きなご飯が違う。
ウェットが好きな猫もいる。
ドライ中心の猫もいる。
特定のご飯しか食べない猫もいる。
同じご飯を食べ続けない猫もいる。
そして、他の猫のご飯まで食べに行く猫もいる。
五猫がいれば、食べ方も五通りでした。
我が家では「全猫同じ」より、それぞれが食べることを優先
クロの食へのこだわり。
特定のご飯を好んでいたチビ。
自分のウェットフードを途中で残して、他の猫氏のご飯を巡回するさんた。
ドライフード中心のたかんぼ。
そして、リビングに自分のご飯器があるみゃあ。
長年五猫と暮らしてきた我が家では、結果として全猫同じご飯にはなりませんでした。
もちろん、さんたの横取りについては、今でも「自分のご飯を食べてくれればいいのに」と思います。
それでも、食事管理を人間にとって完璧な形にすることより、
それぞれの猫が、自分に合った食べ方でちゃんとご飯を食べてくれること。
我が家では、それを一番大切にしています。


