猫の目元を見ると、黒い目ヤニが付いている。
取ってあげても、翌日にはまた付いている。
これが毎日のように続くと、
「猫って毎日目ヤニが出ても大丈夫なの?」
と心配になる方もいると思います。
我が家では長年五猫と暮らしてきましたが、目ヤニの出方は猫によってかなり違います。
クロとみゃあは、比較的毎日のように黒い塊状の目ヤニが出ます。
一方、チビとたかんぼは、ほとんど目ヤニがありません。
さんたは少し違って、目ヤニよりも涙目になることが多い猫です。
同じ家で暮らしていても、これだけ違います。
今回は、五猫を毎日見てきた我が家の実体験とあわせて、猫の目ヤニはどこまでなら様子を見られるのか、どんな変化があったら動物病院への相談を考えたいのかをまとめます。
猫の黒い目ヤニが毎日出るのは普通?
まず気になるのが、
「黒い目ヤニが毎日出ているけれど大丈夫なのか?」
ということだと思います。
猫では、黒っぽい目ヤニが少量付いている程度で、目そのものに異常が見られなければ、生理的な範囲で見られることがあります。
そのため、黒い目ヤニがあるという一点だけで、すぐに病気だと判断することはできません。
我が家のクロとみゃあも、比較的毎日のように黒い塊状の目ヤニが出ます。
ただし、大切なのは「黒いから大丈夫」「毎日だから大丈夫」と色や頻度だけで判断しないことだと思っています。
普段と比べて量が増えていないか。
色が変わっていないか。
目が赤くなっていないか。
目を開けづらそうにしていないか。
我が家でも、目ヤニだけを見るのではなく、目そのものの状態と一緒に見るようにしています。
五猫でも目ヤニの出方はまったく違う
我が家の五猫を比べると、目ヤニの出方にはかなり個体差があります。
- クロ:比較的毎日、黒い塊状の目ヤニが出る
- チビ:ほとんど目ヤニは出なかった
- さんた:目ヤニよりも涙目になることが多い
- たかんぼ:ほとんど目ヤニは出ない
- みゃあ:比較的毎日、黒い塊状の目ヤニが出る
同じ家で暮らし、同じ人間が毎日様子を見ていても、これだけ違います。
だから私は、
「猫は目ヤニが出るもの」
とも、
「毎日目ヤニが出るのはおかしい」
とも、一律には考えていません。
その猫に普段どのくらい目ヤニが出ているのかを知っておくことが、変化に気付くためにも重要だと感じています。
クロは朝の点呼と一緒に目ヤニを確認
我が家では毎朝、五猫の点呼をしています。
クロについては、その時に目元も確認します。
黒い目ヤニが付いていれば、その場で手で取っています。
朝に目ヤニがなければ、それで終わりではありません。
夜にもクロの目元を見て、目ヤニが付いていれば取ります。
毎日目ヤニの有無を記録しているわけではありませんが、朝と夜に顔を見ることが自然と目元の確認にもなっています。
クロの場合、比較的よく黒い目ヤニが出るからこそ、
「今日もあるか」だけではなく「いつもと違わないか」
を見るようにしています。
みゃあの目ヤニ取りは毎朝のルーティン
みゃあも、クロと同じように黒い塊状の目ヤニが比較的毎日出ます。
そして、みゃあの場合は目ヤニを取るタイミングまで、ほぼ決まっています。
朝、私がトイレに入ると、みゃあはほぼ必ず一緒についてきます。
便座に手を掛けて私の顔へ手を伸ばしたり、足元へスリスリしたり。
毎朝のように「撫でろ」とアピールしてきます。
その時間を利用して、私はみゃあの目元を確認します。
目ヤニがあれば取る。
「朝トイレについてくるみゃあの相手をする時間=目元を確認する時間」
というのが、いつの間にか我が家の朝のルーティンになりました。
実際に毎朝トイレについてくるみゃあの様子は、こちらのYouTubeショートでも紹介しています。
黒い目ヤニでも「いつもと違う」なら注意したい
クロとみゃあに黒い目ヤニが比較的毎日出ているからといって、私は「黒なら全部大丈夫」とは考えていません。
普段から少量の黒い目ヤニが出ている猫でも、突然状態が変わった場合は別です。
特に確認したいのは、次のような変化です。
- いつもより明らかに目ヤニの量が増えた
- 黄色や緑色っぽい目ヤニが出る
- 粘り気の強い目ヤニが大量に出る
- 片目だけ急に目ヤニが増えた
- 目が赤く充血している
- 目をしょぼしょぼさせている
- 目を開けづらそうにしている
- 涙の量まで増えている
- 目を気にしてこすろうとしている
- 目が濁って見える
目ヤニは、結膜炎など目のトラブルでも見られる症状です。
特に黄緑色の目ヤニは細菌感染を伴う結膜炎などでも見られるため、「いつもの目ヤニ」と決めつけず、動物病院へ相談する判断が必要になります。
「毎日出るか」より「普段と変わったか」を見る
我が家の経験から、私が特に意識しているのがここです。
クロとみゃあは比較的毎日目ヤニが出ます。
チビとたかんぼは、ほとんど出ません。
つまり、五猫を一緒に暮らしてきても「普通の状態」が全猫同じではありませんでした。
だから、
「毎日出るから病気」
あるいは、
「黒いから問題なし」
という二択ではなく、その猫の普段の状態との比較が大切だと考えています。
昨日までほとんど目ヤニがなかった猫に、突然たくさん出始めた。
普段は黒い少量の目ヤニなのに、今日は黄色っぽく量も多い。
さらに目をしょぼしょぼさせている。
こうした変化があれば、普段から目ヤニがある猫でも意味が変わってきます。
目ヤニだけでなく「目そのもの」を一緒に見る
目ヤニを取る時には、目ヤニだけを見て終わりにしないことも大切です。
目が赤くなっていないか。
左右で違いはないか。
涙が増えていないか。
目を細めていないか。
痛そうにしていないか。
目をこすろうとしていないか。
目ヤニ以外の症状が加わっていないかを見ることで、普段との違いにも気付きやすくなります。
猫の結膜炎では、目ヤニだけでなく充血、涙、まぶたの腫れなどが見られることがあります。
角膜のトラブルなどでは、目を細める、涙が増える、目が濁って見えるといった症状が現れることもあります。
こうした変化がある場合は、目ヤニを取って様子を見るだけではなく、動物病院へ相談した方が安心です。
クロとみゃあは目ヤニだけを理由に受診したことはない
クロとみゃあは、比較的毎日のように黒い目ヤニが出ます。
ただ、これまで二猫とも、
「目ヤニが出る」という理由だけで動物病院を受診したことはありません。
これは「毎日目ヤニがあっても受診しなくていい」という意味ではありません。
あくまでも我が家のクロとみゃあについての話です。
我が家では普段から二猫の目元を確認しながら、その日の状態を見ています。
さんたは目ヤニではなく「涙」が多く、受診したことがある
一方、さんたは少し事情が違います。
さんたは目ヤニが多いというより、涙目になることが多い猫です。
撫でている時だけではなく、ご飯を食べている時にも涙が出ることがあります。
そして、さんたについては実際に動物病院を受診したことがあります。
さんたの涙については別の記事で詳しく書いているため、今回の記事では重複させません。
同じ「目から何か出ている」という状態でも、目ヤニなのか、涙なのか。
さらに、それ以外の症状があるのか。
そこも分けて見る必要があると感じています。
目ヤニを取る時は無理に剥がさない
我が家では、クロやみゃあの黒い目ヤニを見つけると取っています。
ただし、乾いて固まった目ヤニが毛や皮膚に強く付着している場合に、無理に引っ張って取るのは避けた方がよいでしょう。
取れにくい場合は、清潔なガーゼなどをぬるま湯で湿らせ、目ヤニをふやかしてから優しく拭き取る方法があります。
目の表面をこすったり、強く引っ張ったりしないことが大切です。
また、目ヤニを取って終わりではなく、いつもと違う目ヤニが続く場合には原因そのものを確認する必要があります。
我が家では「毎日顔を見ること」が目のチェックになっている
目の状態を確認するために、我が家で特別な時間を設けているわけではありません。
クロなら朝の点呼。
みゃあなら、私のトイレについてくる朝の時間。
普段の生活の中で顔を見る時に、自然と目元も確認しています。
毎日見ているからこそ、
「今日はいつもより多いな」
「いつもの黒い目ヤニと違うな」
という変化にも気付きやすくなります。
五猫と暮らしてきて感じるのは、猫同士を比較する以上に、
その猫自身の「いつもの状態」を知っておくことが大切だということです。
まとめ|黒い目ヤニが毎日あるかだけで判断しない
我が家では、クロとみゃあに比較的毎日のように黒い塊状の目ヤニが見られます。
一方で、チビとたかんぼにはほとんど目ヤニがありませんでした。
さんたは目ヤニより涙が出やすいタイプです。
五猫だけを比較しても、目元の状態にはこれだけ違いがあります。
少量の黒っぽい目ヤニだけで、目にほかの異常がなければ、生理的な範囲で見られることがあります。
ただし、
- 急に量が増えた
- 黄色や緑色になった
- 片目だけ急に増えた
- 充血している
- 目を開けづらそうにしている
- 涙が増えた
- 目をこする、痛がる
- 目が濁って見える
といった変化があれば、「いつもの目ヤニ」と考えず、動物病院への相談を考えた方がよいでしょう。
我が家で毎日確認しているのも、単純に「目ヤニがあるか、ないか」だけではありません。
昨日までと何か違っていないか。
朝の点呼や毎日のスキンシップの中で、その変化を見逃さないようにしています。


