「猫は他の猫を見て学ぶ?多頭飼いの我が家で起きた『ぬいぐるみ遊び』の連鎖」

「猫は他の猫を見て学ぶ?多頭飼いの我が家で起きた『ぬいぐるみ遊び』の連鎖」 猫の多頭飼い

猫は他の猫を見て学ぶ?クロからチビそしてさんたへ受け継がれたぬいぐるみ遊び

猫はマイペースな動物というイメージがあります。

しかし、長年多頭飼いをしていると、「本当に見ていないようで見ているんだな」と感じる出来事があります。

我が家では、長ニャン坊クロが覚えたぬいぐるみ遊びを、次ニャン坊チビが覚え、さらに三ニャン坊さんたも覚えました。

今回は、我が家で実際に起きた「猫同士の学習」とも思える不思議な出来事についてお話しします。

長ニャン坊クロが自然に覚えたぬいぐるみ遊び

クロは2010年に我が家へやってきた黒猫です。

まだ若かった頃のクロは、とても活発でした。

ある日、ぬいぐるみを投げてみると、それをくわえて持って帰ってくるようになりました。

特別な訓練をしたわけではありません。

誰かに教わったわけでもなく、自然と覚えた遊びでした。

犬の遊びとして有名な「持ってこい」を、まるで猫が再現しているような光景です。

投げる。

走る。

くわえる。

そして私のところまで持ってくる。

当時は「猫でもこんな遊びをするんだな」と驚いたことを覚えています。

実際のクロの様子です。

投げたぬいぐるみをくわえ、私のところまで持ってきます。

今見返しても、「本当に猫なのかな?」と思ってしまうほど見事な持ってこい遊びでした。

クロを見ていたチビが夢中になった

その後、我が家にやってきたのが次ニャン坊チビです。

チビはクロが遊ぶ姿を近くで見て育ちました。

最初は見ているだけだったように思います。

しかし、いつの間にかチビもぬいぐるみを追いかけるようになりました。

そして気が付けば、クロ以上にぬいぐるみ遊びが大好きになっていたのです。

投げると持ってくる。

また投げる。

さらに持ってくる。

チビが遊びたい気分の時は、それが延々と続きました。

私の足元まで持ってきては、「もう一回」と言わんばかりに待っています。

こちらが疲れるほど遊びたがることも珍しくありませんでした。

クロが始めた遊びなのに、一番熱中したのはチビだったのです。

さらにさんたも覚えた

そして、その様子を見ていたのが三ニャン坊さんたです。

さんたもまた、クロやチビがぬいぐるみ遊びをする環境の中で育ちました。

すると今度は、さんたまでぬいぐるみを持ってくるようになりました。

もちろん、どこまでが学習でどこまでが偶然なのかは分かりません。

しかし、クロから始まり、チビへ、そしてさんたへと続いた流れを見ると、猫同士で何らかの影響を与え合っていたように感じます。

ただし、ぬいぐるみ遊びに関してはチビの独壇場でした。

チビが本気で遊び始めると、クロもさんたも出番がありません。

それほどまでにチビは、この遊びが大好きだったのです。

こちらはチビとさんたの様子です。

クロから始まったぬいぐるみ遊びが、次第に受け継がれていったことが分かります。

もちろん猫たちに確認することはできませんが、同じ環境で暮らしながら互いの行動を見て学んでいたのかもしれません。

猫は他の猫を見て学ぶのか

猫は犬ほど集団行動をする動物ではありません。

そのため、「他の猫を見て学習する」というイメージを持つ方は少ないかもしれません。

しかし、多頭飼いをしていると、先住猫の行動を後から来た猫が真似する場面を見かけることがあります。

ご飯の食べ方。

お気に入りの寝場所。

飼い主への甘え方。

そして遊び方。

我が家のぬいぐるみ遊びも、そのひとつだったのかもしれません。

実際に猫たちの様子を見ていると、「見ていないようで、しっかり見ている」と感じることが多々あります。

多頭飼いだからこそ見られた光景

もしクロだけだったら、この遊びはクロだけのものだったかもしれません。

もしチビだけだったら、これほど夢中になる遊びにはならなかったかもしれません。

そして、さんたも覚えることはなかったでしょう。

多頭飼いには大変なこともあります。

ご飯代もかかります。

お世話の時間も増えます。

しかし、一緒に暮らすことで生まれる猫同士の関わりを見ることができるのは、多頭飼いならではの魅力だと思います。

今でも忘れられない三猫の思い出

今ではチビは我が家にはいません。

それでも、クロが覚えた遊びをチビが受け継ぎ、さらにさんたも覚えたあの日々は、今でも鮮明に思い出せます。

猫は言葉を話しません。

けれど、一緒に暮らしている仲間の行動を見て、何かを感じ、何かを学んでいるのかもしれません。

クロからチビへ。

チビからさんたへ。

ぬいぐるみ遊びとともに受け継がれた思い出は、これからも我が家の大切な宝物です。

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