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固形物を食べられない猫に鶏肉スープを試した記録|リンパ腫と闘ったチビが少しだけ口にしてくれた

固形物を食べられない猫に鶏肉スープを試した記録|リンパ腫と闘ったチビが少しだけ口にしてくれた 次ニャン坊チビの記録
固形物を食べられない猫に鶏肉スープを試した記録|リンパ腫と闘ったチビが少しだけ口にしてくれた

猫がご飯を食べられなくなったとき、飼い主として何か口にできるものはないかと考え続けます。

我が家の次ニャン坊チビは、リンパ腫と約2年半闘いました。

2023年8月。

闘病生活の終盤、チビは固形物をほとんど食べることができない状態になっていました。

それでも、水分は自分で摂ることができていました。

「水分なら口にできる。そこから何かできないだろうか」

そう考えて我が家で試したものの一つが、鶏もも肉を煮出したスープでした。

この記事は、「このスープを与えれば食欲が戻る」という話ではありません。

固形物を食べられなくなったチビに、何か少しでも口にしてもらいたくて、我が家が実際に試したことの記録です。

リンパ腫と闘っていたチビが固形物を食べられなくなった

チビは2021年頃からリンパ腫との闘病生活を続けていました。

そして2023年8月になると、それまで食べていたご飯も徐々に口にできなくなりました。

当時のチビは、固形物をほぼ食べられない状態でした。

一方で、水はまだ自分で飲むことができていました。

そのため我が家では、最初に水へブドウ糖を混ぜて与えていた時期もあります。

しかし排泄物が柔らかくなったこともあり、一度中止しました。

それでも、何かできることはないか。

口にできる「水分」を使って、チビに何かを届けられないかと考えました。

思いついたのが鶏もも肉の煮汁でした

調べていく中で目に留まったのが、肉を煮出したスープでした。

そこで妻に、

「鶏もも肉の煮汁をチビに試してみようか」

と相談しました。

その日のうちに鶏もも肉を用意し、妻に作ってもらうことにしました。

当時使ったのは鶏もも肉約450gです。

鍋に水と鶏もも肉を入れ、アクを取りながら煮出しました。

特別な味付けはしていません。

完成後は粗熱を取り、チビに与えられる温度まで冷ましてからフードボウルへ入れました。

煮汁の匂いにチビが反応してくれた

スープを用意して、最初に感じた変化は匂いへの反応でした。

妻から、

「チビ、煮汁の匂いに反応して立ち上がったよ」

と聞きました。

固形物をほとんど食べなくなっていたチビが、食べ物の匂いに反応してくれた。

それだけでも、当時の私たちにとっては大きなことでした。

鼻先に少し付けると舐めてくれた

いきなり器からたくさん飲んだわけではありません。

まず、妻がチビの鼻先にスープを少し付けました。

すると、チビは自分で舐めてくれました。

嫌がる様子もありませんでした。

そこから、ほんの少しですが口にしてくれました。

食事量として見れば、本当にわずかな量です。

それでも、固形物を食べられなくなっていたチビが自分の意思で舐めてくれたことは、今でも覚えています。

「少しでも食べてほしい」という気持ちで試したものでした

この鶏肉スープを作った目的は、普段のご飯を置き換えることではありませんでした。

当時の我が家にあったのは、

「チビが今、口にできるものは何か」

という気持ちだけでした。

固形物が難しい。

でも水分なら飲める。

それなら、匂いや味のある水分なら反応してくれるのではないか。

そんな考えから試した一つが、鶏もも肉の煮汁でした。

鶏肉スープだけで必要な栄養を補えるわけではありません

ここは、当時の体験を振り返るうえで重要な点です。

鶏もも肉の煮汁だけで、猫に必要な栄養を十分に摂らせることはできません。

猫には、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル・アミノ酸など、バランスの取れた栄養が必要です。

手作りの煮汁は、総合栄養食の代わりになるものではありません。

我が家でも、チビの主食としてこれだけを与えようと考えていたわけではありません。

あくまで、ほとんど食べられなくなった状況で、「少しでも自分の口から何かを舐めてくれたら」という思いで試したものです。

猫が食べられない状態が続く場合は、食べ物探しだけで済ませない

猫が食べなくなる原因は一つではありません。

病気、痛み、吐き気、口腔内の問題など、さまざまな原因があります。

特に食べない状態が続く場合、家庭で「食べられるもの探し」だけを続けるのではなく、動物病院で原因や栄養管理について相談することが重要です。

チビの場合も、リンパ腫という病気と闘っている中での出来事でした。

今回紹介している鶏肉スープは治療法ではなく、闘病中の我が家で実際に行った一つの試みです。

あのときチビが舐めてくれたことを今も覚えています

鶏もも肉を煮出して、冷まして、チビの前へ持っていく。

今振り返れば、とても小さな出来事だったのかもしれません。

でも、固形物をほとんど食べられなくなっていたチビが、煮汁の匂いに反応しました。

鼻先に付いたスープを、自分で舐めてくれました。

そして、ほんの少しだけ口にしてくれました。

「何か食べてほしい」

闘病中の猫と暮らしていると、そのことだけを考えてしまう瞬間があります。

我が家にとって鶏肉スープは、チビに必要な栄養をすべて届けられるものではありませんでした。

それでも、食べられるものがほとんどなくなった時期に、チビが反応してくれたものの一つでした。

この記事は、そのときのチビと我が家の記録として残しておきたいと思います。

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