多頭飼いで猫の爪とぎは何個必要?五猫と暮らして感じた“本当に必要な数”
猫の多頭飼いをしていると、一度は悩むのが、
「爪とぎって、何個必要なの?」
という問題です。
一猫に対して一個必要なのか。
部屋ごとに必要なのか。
それとも、数個置いておけば十分なのか。
実際、我が家でも、猫が増えるたびに、少しずつ爪とぎ環境を変えてきました。
現在、我が家では五猫と暮らしています。
- クロ
- さんた
- たかんぼ
- みゃあ
- チビ(当時)
その中で感じているのは、
「多頭飼いでは、想像以上に爪とぎの数が重要」
ということです。
この記事では、実際に我が家で設置している爪とぎの数や配置、猫たちの反応、困った経験などを含めながら、
多頭飼いで本当に必要だと感じた爪とぎ事情
について、実体験ベースでお話しします。
現在、我が家に設置している爪とぎの数
2026年現在、我が家で設置している爪とぎは、以下の通りです。
- 段ボール型:3個
- 据え置き型:4個
- 壁型:1個
合計すると、8個ほど設置しています。
そのうち、段ボール型2個については、キャットステップに付属しているタイプです。
また、据え置き型のうち1個は、爪削り用のタイプを使用しています。
こちらについては、以前レビュー記事も投稿しています。
猫の爪切りができない時の対処法|ストレスなくケアする代用品レビュー【1年半使用】
こうして数字だけ見ると、かなり多く感じるかもしれません。
ただ、五猫と暮らしていると、これくらい設置していて、ようやく落ち着く、という感覚があります。
爪とぎは「部屋ごと」に置いたほうが良いと感じる理由
我が家では、爪とぎを、
- リビング
- 寝室
- 階段踊り場
- 窓際
など、複数の場所に分散して設置しています。
特に窓際については、キャットステップに爪とぎが付いているため、五猫ともよく利用しています。
実際に多頭飼いをしていて感じるのは、
「一か所にまとめて置くより、各部屋に分散したほうが圧倒的に使われる」
ということです。
猫によって、よく過ごす場所が違うからです。
例えば、みゃあは、ある特定の部屋で長時間過ごすことが多い猫です。
しかし、その部屋には長い間、爪とぎを設置していませんでした。
すると、どうなったか。
カーペットで爪とぎをするようになりました。
当然と言えば当然です。
その場所に、爪を研げるものが無かったのですから。
その後、みゃあ専用の爪とぎを設置したところ、設置直後から気に入って使うようになりました。
この経験からも、
「猫が普段いる場所に爪とぎを置く」
ことの重要性を強く感じています。
多頭飼いでも、意外と“取り合い”は起きない
「多頭飼いだと、人気の爪とぎを取り合うのでは?」
そう思われる方も多いかもしれません。
ただ、我が家の場合、普段から激しい取り合いは、ほとんどありません。
もちろん、新しい爪とぎを設置した直後は、全員が集まってくることもあります。
また、またたびを振りかけた時などは、一気に人気スポットになります。
ただ、普段は、それぞれお気に入りの場所で自由に使っている印象です。
これはおそらく、
「数が足りているから」
なのだと思っています。
もし数が少なければ、取り合いはもっと起きていたはずです。
実際、人間でも、椅子が一つしか無ければ取り合いになります。
猫の爪とぎも、それに近い感覚なのかもしれません。
爪とぎ不足で困った経験
先ほども触れましたが、みゃあは、爪とぎが無い部屋では、カーペットで爪とぎをしていました。
また、チビについては、100均のタイルカーペットで爪とぎをするのが大好きでした。
特にチビは、
「そこで爪とぎをすると気持ち良い」
という感覚があったのでしょう。
毎日のように、同じ場所でバリバリやっていました。
ただ逆に言えば、
猫は“爪とぎしたい”のではなく、“気持ち良く爪とぎ出来る場所”を探している
とも感じています。
つまり、適切な爪とぎを設置できれば、人間が困る場所での爪とぎは減る可能性がある、ということです。
我が家では、壁やソファで爪とぎをほとんどしない
多頭飼いをしていると、よく聞くのが、
- ソファがボロボロ
- 壁紙が剥がれる
- 柱で爪とぎする
といった悩みです。
もちろん、猫による個体差はあります。
ただ、我が家では、壁やソファなど、人間が困る場所での爪とぎは、ほとんどありません。
これは偶然なのか。
それとも性格なのか。
正直、断言はできません。
ただ、ひとつ感じているのは、
「家じゅうに爪とぎがある」
という環境が影響している可能性です。
猫たちからすると、
「わざわざソファでやらなくても、近くに爪とぎがある」
状態なのだと思います。
そのため、多頭飼いでは、
問題行動を減らす意味でも、爪とぎの数は重要
だと感じています。
人気なのは“キャットステップ一体型”
我が家で特に人気なのが、キャットステップに付いている爪とぎです。
窓際に設置していることもあり、
- 外を見る
- 登る
- 爪とぎする
- 休憩する
という流れを、自然に行っています。
特に、爪とぎ単体ではなく、
「移動導線の途中にある爪とぎ」
は、かなり使用頻度が高い印象です。
猫は、移動中に突然バリバリ始めることがあります。
そのため、
- 通り道
- 窓際
- 寝起き場所付近
に設置するのは、かなりおすすめです。
「一猫に一個必要」は本当?
猫用品メーカーでは、
「一猫につき一個推奨」
としているケースもあります。
実際、それが理想なのだと思います。
ただ、多頭飼いになると、現実的には難しい場合もあります。
我が家でも、五猫それぞれに専用爪とぎを設置しているわけではありません。
その代わり、
- 部屋ごとに置く
- 通り道に置く
- 人気場所に置く
- 形状を分散する
などを意識しています。
その結果、今のところ、大きな不満や争いは起きていません。
結局、多頭飼いで爪とぎは何個必要?
これは、猫の性格や家の広さによって変わります。
ただ、五猫と暮らしていて感じるのは、
「最低でも、各部屋に一個」
という考え方です。
特に、猫が長時間過ごす場所には、置いておいたほうが良いと感じています。
また、
- 寝起きする場所
- 窓際
- キャットタワー周辺
- 人間がよくいる場所
などに置くと、使用頻度がかなり上がります。
逆に、数が少ないと、
- カーペット
- ソファ
- 壁
などで代用される可能性もあります。
猫からすると、
「爪を研ぎたい」
という本能的な行動だからです。
まとめ|多頭飼いでは“数”より“配置”が重要かもしれない
多頭飼いで爪とぎを設置していて感じるのは、
「数だけ増やしてもダメ」
ということです。
もちろん、数は大切です。
ただ、それ以上に、
- どこに置くか
- 誰が使うか
- 普段どこにいるか
を考えることが重要だと感じています。
実際、みゃあ専用の爪とぎを設置したことで、カーペットでの爪とぎはかなり減りました。
つまり、猫側にも、
「ここで爪とぎしたい」
という好みがあるのだと思います。
もし今、
- ソファで爪とぎされる
- 壁紙がボロボロ
- カーペット被害がある
という場合は、
「叱る」より先に、「爪とぎ環境を増やす」
という考え方も、試してみる価値はあるかもしれません。



コメント