猫の冬支度というと、エアコンやヒーターを使って部屋全体を暖める方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。
我が家では、冬でも暖房をできるだけ使わず、暖かいシートや猫用ベッドを複数設置して寒さに備えています。
暖房をあまり使わない一番の理由は、室内が乾燥するのが好きではないからです。
ただし、単純に「猫がいる家でも冬の暖房は必要ない」と考えているわけではありません。
我が家の戸建ては、構造上、3階が冬でも比較的暖かくなりやすいという事情があります。
一方、1階で過ごすことが多い13歳のみゃあには、暖かいシートやベッドを用意し、自分で暖を取れるようにしています。
この記事では、五猫と暮らしてきた我が家が、冬にどのような猫用品を準備し、猫ごとにどう使い分けているのかを紹介します。
我が家の冬支度は、暖かいシートと猫用ベッドが中心
我が家で行っている猫の寒さ対策は、暖かいシートと猫用ベッドの設置が中心です。
主に、次のようなものを用意しています。
- 素材や厚さが異なる暖かいシート
- 猫が中へ潜り込めるベッド
- 夏に使ったペットベッド
- 人間が使用している布団
暖かいシートは一種類だけではありません。
素材、形状、大きさが異なるものを複数の場所に設置しています。
五猫と暮らしてきて感じるのは、すべての猫が同じ素材や形を気に入るわけではないということです。
一猫が気に入って使っていても、別の猫はまったく使わないことがあります。
そのため、一つの商品ですべての猫に対応しようとは考えていません。
接触冷感のペットベッドも冬はそのまま利用
夏に使用していた接触冷感タイプのペットベッドも、冬になったからといって、すぐには片付けません。
ベッドの中に暖かいシートやブランケットを敷いて、冬用の寝床として使っています。

猫にとっては、それまで使っていたベッドの形や設置場所が変わりません。
中に敷くものだけを暖かい素材に変えるため、まったく新しいベッドを突然置くよりも、入りやすい場合があると感じています。
今回購入した「ドギーマン あったかPLUS ブランケットM」も、夏に使用していた接触冷感のペットベッドへ設置しました。
設置した直後は誰も使用していませんでしたが、数時間後には、さんたがブランケットの上でくつろいでいました。
実際に設置した場所や、さんたが使用したときの様子は、次の記事で詳しく紹介しています。
猫の冬支度に保温ブランケットを追加|夏のベッドに敷いた数時間後、さんたが使いました
中へ潜り込める猫用ベッドも複数設置
平らなシートだけでなく、猫が中へ潜り込める形のベッドも複数設置しています。
その一つが、ドギーマンのグランピングベッドです。
周囲を囲まれたベッドは、猫が中へ入ることで落ち着いて過ごせる寝床になります。
ただし、購入した猫用ベッドを、猫がすぐに使ってくれるとは限りません。
我が家のグランピングベッドも、使われない時期がありました。
それでも処分せずに設置を続けていたところ、購入から約4年が経過してから、13歳のみゃあが再び使うようになりました。
ドギーマン グランピングベッドを猫に4年使った感想|使わない時期を経て13歳みゃあが再び愛用
猫用品は、設置したその日に使われなかったからといって、必ずしも購入失敗とは限りません。
季節、室温、猫の年齢、気分によって、突然使い始めることがあります。
我が家が暖房をできるだけ使用しない理由
我が家では、冬の暖房をできるだけ使用しないようにしています。
一番の理由は、暖房を使うことで室内が乾燥するのが好きではないからです。
また、我が家の戸建ては、冬でも3階が比較的暖かくなりやすい構造です。
現在のクロ、さんた、たかんぼは、人間がいない時間でも3階の部屋で過ごしていることがあります。
2023年に旅立ったチビも、生前は3階で過ごすことがありました。
そのため、我が家では常に家全体を暖房で暖めるのではなく、猫が選んでいる居場所と、その場所の環境を見ながら対応しています。
ただし、これは我が家の住宅環境での話です。
同じ冬でも、住んでいる地域、建物の構造、日当たり、猫が過ごす階によって室温は変わります。
我が家が暖房をあまり使っていないからといって、別の家庭でも暖房が不要という意味ではありません。
1階で過ごすみゃあには暖かい寝床を用意
クロ、さんた、たかんぼが3階で過ごすことがある一方、みゃあは1階にいることが多い猫です。
冬でも比較的暖かくなりやすい3階と比べると、1階では床付近の冷えが気になります。
そのため、みゃあが過ごす場所には、暖かいシートや中へ入れるベッドを用意しています。
無理に一つの寝床へ入れるのではなく、みゃあ自身が使う場所を選べるように、形の異なる猫用品を置いています。
グランピングベッドを再び使うようになったことからも、みゃあは中へ入り込める形のベッドが気になる時期があるようです。
五猫全員が同じ寒さ対策を使うわけではない
五猫と暮らしていると、猫用品に対する反応の違いがよく分かります。
平らなマットを好む猫もいれば、中へ潜り込めるベッドを選ぶ猫もいます。
設置直後から使用する猫もいれば、長期間まったく使わなかったものを、ある日突然使い始める猫もいます。
素材についても同じです。
厚みのある柔らかいものを好む猫と、薄いシートの方が落ち着く猫がいます。
そのため我が家では、「冬用の猫用品はこの形が正解」と決めていません。
猫ごとに選べる状態を作ることを重視しています。
最初から同じ商品を複数購入しない
多頭飼いでは、猫の数に合わせて同じ商品を複数購入したくなることがあります。
しかし、初めて購入する猫用ベッドやマットの場合、すべての猫が使うとは限りません。
我が家では、素材、形状、大きさが異なる暖かい猫用品を、まず一つずつ購入して試す方法が現実的だと感じています。
実際に設置して、誰が使うのかを確認する。
よく使われるようであれば、同じものや似たものを追加する。
誰も使わない場合は、すぐ処分せず、設置場所を変えたり、そのまましばらく置いたりします。
最初から同じ商品を何個も購入するより、五猫それぞれの好みを確認しやすい方法です。
初日に使わなくても、しばらく設置を続ける
新しいマットやベッドを置いても、猫が初日から使用するとは限りません。
見慣れないものを警戒して、近づかない場合もあります。
今回のあったかブランケットも、設置直後は誰も使用しませんでした。
しかし、数時間後には、さんたがベッドの中へ入り、ブランケットの上で寝ていました。
グランピングベッドのように、長期間使われなかったあとで再び使われるケースもあります。
設置する場所に問題がなく、生活の邪魔にもなっていないのであれば、すぐに片付けず、猫が自分から使うまで様子を見る方法もあります。
寒くなると人間の布団へ入ってくる
寒くなってくると、我が家の猫たちは人間の布団の中へ入ってくることがあります。
猫用のマットやベッドだけでなく、人間が寝ている布団も、猫たちが暖を取る場所の一つになっています。
そのため我が家では、冬だからといって過度に神経質になり、家中に暖房器具を追加しているわけではありません。
猫が普段どこで過ごしているのか。
暖かい場所と少し涼しい場所を、自分で移動できているか。
用意したシートやベッドを誰が使っているのか。
こうした日常の様子を見ながら、必要なものを追加しています。
我が家で冬支度をするときの順番
五猫家庭で行っている冬支度を、簡単に整理すると次のようになります。
- 猫が普段過ごしている場所を確認する
- 夏から使っているベッドに暖かいシートを敷く
- 素材や形の異なる暖かい猫用品を一つずつ試す
- 中へ潜り込めるベッドも設置する
- すぐ使わなくても、しばらく設置を続ける
- どの猫がどの寝床を選ぶか確認する
- 寒そうな様子や室温に応じて暖房の使用も判断する
大切なのは、たくさん購入することではありません。
一緒に暮らしている猫が、どの素材や形を好むのかを確認しながら、選択肢を増やしていくことだと思います。
乾燥が気になる家庭は湿度も確認
我が家が暖房をできるだけ使わない理由には、乾燥を避けたいという考えがあります。
ただし、我が家では猫のために加湿器を常時使用しているわけでもありません。
加湿機能付きの空気清浄機は所有していますが、現在使用しているのは空気清浄機能だけです。
猫がいる家庭に加湿器が必ず必要なのか、我が家の経験と調べた内容は、次の記事にまとめています。
猫に加湿器は必要?五猫と暮らす我が家が使ってこなかった実体験と冬の湿度対策
暖房を使用する前にエアコンも清掃
暖房の使用をできるだけ控えていても、気温や猫の様子によってはエアコンを使用します。
必要なときに使えるように、我が家では冷房から暖房へ切り替わる時期に、プロへエアコンクリーニングを依頼しています。
五猫と暮らす家で、1年後のエアコンからどれほど汚れが出たのかは、次の記事で紹介しています。
猫のいる家はエアコンクリーニングを毎年する?五猫家庭で続けている理由
まとめ|猫が自分で選べる冬の居場所を作る
我が家の冬の寒さ対策は、暖かいシートと猫用ベッドを複数設置することが中心です。
夏に使っていた接触冷感のペットベッドも片付けず、中に暖かいシートを敷いて冬用の寝床として使っています。
中へ潜り込めるグランピングベッドなども設置していますが、すべての猫が同じものを気に入るわけではありません。
クロ、さんた、たかんぼが3階で過ごす一方、1階にいることが多いみゃあには、暖かいシートやベッドを選べるようにしています。
初めて購入する冬用猫グッズは、素材や形状の違うものを一つずつ試し、猫の反応を見てから追加する方法が現実的です。
また、設置直後に使われなくても、すぐに購入失敗とは判断しません。
さんたのように数時間後に使う場合もあれば、みゃあのように長期間使わなかったベッドへ戻る場合もあります。
暖房を使うかどうかも含め、自宅の構造や室温、猫の年齢、普段の居場所に合わせて考える必要があります。
我が家では、家全体を同じように暖めることよりも、猫たちが自分で落ち着ける場所を選べる環境を作ることを大切にしています。


コメント