猫は「誰にお願いすればご飯をもらえるか」を覚えているのでしょうか。
我が家の三ニャン坊、12歳のさんたを見ていると、「分かっているんじゃないか?」と思うことがあります。
さんたには、寝る前にご飯をおねだりする習慣があります。
ところが、そのおねだりが成功しないまま23時を過ぎると、なかなか強烈な行動に出ます。
妻の寝室へ行き、カーテンをスパイダーマンのようによじ登るのです。
しかも面白いことに、妻がいない日に私が妻の寝室で寝ていても、さんたは同じことをしません。
さんたの中で、「この人にやればご飯が出てくる」という相手まで決まっているように見えます。
寝る前のご飯をもらえなかった時に始まる
さんたがカーテンをよじ登るのは、いつでもというわけではありません。
だいたい23時以降。
寝る前のおねだりをしたものの、ご飯をもらえなかった時です。
もちろん、さんたに「まだご飯をもらっていないことを覚えているの?」と聞くことはできません。
それでも毎日の様子を見ていると、寝る前のご飯をまだもらえていないことを覚えているのではないか、と感じます。
さんたが向かうのは妻の寝室
23時を過ぎても寝る前のご飯をもらえない。
すると、さんたが向かうのが妻の寝室です。
そして始まるのが、我が家でいう「スパイダーマン」。
カーテンに爪をかけ、そのまま上へよじ登っていきます。
静かに枕元へ来て「ニャー」と鳴くような、かわいらしい催促ではありません。
カーテンを登るので、かなりの音がします。
寝ている妻も、さすがにそのまま寝続けることはできないようです。
結局、妻が根負けしてご飯をあげる
そして最終的には妻が根負け。
起きて、さんたにご飯をあげています。
つまり、さんたからすると、
「寝る前のご飯がまだ」→「妻の寝室へ行く」→「カーテンを登る」→「妻が起きる」→「ご飯をもらえる」
という流れが実際に成立しています。
これを繰り返しているのですから、さんたが「こうすればご飯をもらえる」と覚えていたとしても不思議ではないな、と感じています。
私が妻の寝室で寝ていてもやらない
そして、この話で一番面白いと思っているのがここです。
妻がいない時に、私が妻の寝室で寝ることがあります。
もし「この部屋へ行ってカーテンを登ればご飯をもらえる」と、場所だけで覚えているのであれば、私が寝ている時にも同じことをしてもよさそうです。
ところが、さんたはやりません。
同じ妻の寝室でも、そこにいるのが私ならスパイダーマンにはならないのです。
どうやら、さんたにとって重要なのは「妻の寝室」だけではないようです。
普段ご飯をあげることが多いのも妻
我が家では、私より妻の方が早く帰宅することが多いため、猫氏たちにご飯をあげる回数も妻の方が多くなります。
さんたにとって妻は、普段から「ご飯をくれることが多い人」です。
その積み重ねがあるからなのか、寝る前のご飯がもらえていない時にも、私ではなく妻を狙います。
そしてカーテンを登れば、最終的には妻が起きてご飯をくれる。
さんたにとっては、かなり成功率の高い催促方法になってしまいました。
猫は「誰に頼めば成功するか」まで見ている?
今回のさんたの行動だけで、猫が人間をどこまで区別し、どこまで過去の出来事を記憶しているのかを断定することはできません。
ただ、五猫と長く暮らしていると、猫氏たちは家族全員にまったく同じ行動をするわけではない、と感じる場面が何度もあります。
さんたの場合は、それが非常に分かりやすく表れるのが「寝る前のご飯」です。
同じ寝室でも、私がいる時にはやらない。
妻がいる時には、カーテンを登ってでも起こす。
そして実際に妻からご飯をもらう。
さんたは「ご飯をくれる人」だけでなく、「どうすればその人がご飯をくれるのか」まで覚えているのでは?
そんなことを考えさせられる、我が家の夜23時以降の光景です。
まとめ|さんたのご飯催促は妻限定
12歳のさんたは、寝る前のご飯をもらえないまま23時を過ぎると、妻の寝室へ向かいます。
そこでカーテンをスパイダーマンのようによじ登り、大きな音を出して妻を起こします。
そして妻が根負けして、ご飯をあげる。
ところが、妻が不在で私が同じ寝室にいても、この行動はしません。
「誰にお願いすればご飯をもらえるのか」。
さんたなりに、毎日の生活の中でしっかり覚えているのかもしれません。



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