2023年9月2日。
次ニャン坊チビは11歳で旅立ちました。
今でも写真を見返すことがあります。
そして毎回思うのです。
「あの日の豪雨がなければ、チビとは出会わなかったかもしれない」と。
今回は、我が家の次ニャン坊チビとの出会いについて振り返ります。
【写真】チビとの出会いを振り返る

ゲリラ豪雨の日の出来事でした
2012年のことでした。
当時はすでにクロと一緒に暮らしており、ワンルームから戸建ての賃貸住宅へ引っ越していました。
その日も、さっきまで晴れていたのに突然のゲリラ豪雨。
私はテレビを見ながら家で過ごしていました。
すると妻がキッチン横のドアの前で騒ぎ始めました。
「アレ、階段の下で雨宿りしちょる!!」
なぜか興奮すると方言が混ざる妻です。
何がいるのか聞かなくても、おおよそ予想はついていました。
ずぶ濡れになっていた小さな子猫
妻は次々と状況を報告してきます。
「目ヤニがすごい」
「ずぶ濡れだ」
「ちっちゃい」
どうやら自宅横の外階段の下で、一猫の幼猫が雨宿りをしていたようです。
推定で生後2〜3か月ほど。
親猫とはぐれたのか、寒さで震えていたそうです。
ゲリラ豪雨の中で体温を奪われていたのかもしれません。
そして妻はこう言いました。
「雨が止むまで家の中に入れていいよね?」
私は、雨が止むまでならと思い了承しました。
完全に、妻の作戦でした
ゲリラ豪雨は30分ほどで止みました。
しかし妻は子猫を外へ戻そうとしません。
シャワーをして。
目ヤニを取って。
タオルで乾かして。
抱っこしたまま離しません。
私は何度か聞きました。
「雨、止んだよ?」
すると返ってきたのは、
「もう少しだけ良いねん」
という言葉でした。
今思えば、完全に妻の作戦だったのでしょう。
当時のことはショート動画でも紹介しています。
【写真】保護したばかりの頃のチビ

この頃のチビは本当に小さく、まだ幼猫そのものでした。
しかし性格はすでに出来上がっていたのかもしれません。
物怖じしない。
好奇心旺盛。
新しいものを見つけたらまず自分で試してみる。
そんな性格は最後まで変わりませんでした。
クロとの初対面
先住猫だったクロは、最初こそ警戒してシャーッと言っていました。
ですが、その状態は長く続きませんでした。
気が付けばいつも一緒に寝ていました。
取っ組み合いをしたり。
追いかけっこをしたり。
本当の兄弟のような関係でした。
クロがチビに色々教えていたのかもしれません。
クロとの出会いについてはこちらの記事で紹介しています。
2010年体育の日、クロとの出会い|五猫との暮らしはここから始まった
11歳で旅立った今だから思うこと
チビは2023年9月2日に旅立ちました。
リンパ腫という病気と闘いながらも、本当に頑張ってくれました。
余命中央値6か月と言われる病気でしたが、それ以上の時間を私たちと一緒に過ごしてくれました。
今でも写真を見ると、あの日の豪雨を思い出します。
もし妻が見つけていなかったら。
もし雨が降っていなかったら。
もし「もう少しだけ良いねん」が無かったら。
チビとの11年間は存在しなかったかもしれません。
あの日の豪雨が連れてきてくれた家族
クロとの出会いが五猫との暮らしの始まりでした。
そしてチビとの出会いは、その暮らしをさらに豊かにしてくれました。
好奇心旺盛で。
物怖じせず。
いつも真っ先に新しいことへ挑戦していたチビ。
2023年に旅立った今でも、我が家に残してくれた思い出は色褪せません。
あの日の豪雨は、我が家に大切な家族を連れてきてくれた雨だったのだと思います。



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